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小瀧side
人生何があるかわからない
今まさにその状況
望「…大丈夫ですか？」
『…』
見るからに小柄な女の子
俺の家(マンション)の前に蹲っていた
見た目から声をかけたらあかんってわかっていても
子どもやったら虐待事件やし
放っては置けなかった
俺が声をかけると
その子は顔をあげたんやけど
望「っ」
白い肌に
色素薄めのミルクティのような髪色
そして
目が…
茶色と薄水色の
オッドアイ
くりっとした大きな目が俺を見つめた
プイッと顔を下に戻した
望「名前は？家はどこ？」
『……なぃ…』
望「…とりあえず、雨降ってるから…おいで」
俺がしゃがんで女の子の脇に手を入れて立ち上がらせる
白いシャツのワンピースのような服が
雨水で茶色に汚れてしまっていた
手を引いて家まで連れ込んだ
望「とりあえずタオル…今風呂沸かすから」
『…』
玄関でしゃがみ込んで俺をそっと観察するようにみてる
人間不信か？
でも、いきなり家連れ込んだら誰やってそうなるか…
望「俺は望…今年で23」
『…』
望「あ、風呂の準備できた…とりあえずこっちおいで」
『…』
俺が近寄ると後退りするからしゃーなし…
抱っこすると
びっくりしたのかしがみついてきた
可愛いやつやな
ショートヘアーのこの子は
大きな目で俺をじっと見つめてる
かなり警戒してるみたいやわ
風呂場でおろして
シャワーを使っていいことを伝える
俺が風呂場から出て少しすると
シャワーの音が聞こえてきたから
使ってることが確認できた
そっと脱衣所に行って
汚れた服をすぐに洗濯機に入れて回す
望「服…俺のやとでかいけど…しゃーないよな」
とりあえず
なるべく小さめの服を選んで置いておいた
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みい(プロフ) - 更新ありがとうございます。これからどうなるのか気になります。頑張ってください (2020年3月8日 23時) (
レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna1996051(プロフ) - ABさんの作品大好きなのですが、中でもこちらの作品がとっても好きです！！！♪更新楽しみにしてます♪ (2020年3月7日 22時) (レス) id: 493fdf05b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年11月10日 13時
