神山くんの日常2

5月病… ページ18

神「ゲホゲホッ、ヒュッ」



今、


あかん音がした



神「ヒュ、ゲホッ、ハァッ、」




なんか



気持ち悪くなってきた






最近なんか疲れて



5月病かな？なんて思っていたら



コレや








呼吸がうまく出来ひんくて




先に楽屋入りしていた俺はひとり


うずくまっていた




咳が出る



呼吸がうまく出来ずに焦る




過呼吸や




神「ハァッハァッ、ハァッ、ぁ」



そんな中楽屋入りしてきたのが淳太




淳「おはよう…って神ちゃん！！」



おはようと言いたいけど



それどころじゃない







神「ヒュッ、ゲホッ、ハァッハァッ」



淳「落ち着いてや、ゆっくり深呼吸や」




淳太が俺の前に来て


ゆっくり深呼吸するから、


それに合わせて呼吸をすると





数分後落ち着いた







つ、疲れたぁ




呼吸がうまく出来へんかったから



体が硬くなって末端が冷えてる



脱力








淳太が正座するなか


俺はそれに凭れ掛かるようにして体を預けた






淳「何があってん」




神「咳、してたら止まらんくなって…そのまま」




ぐったりとする俺



淳太が支えてソファに寝かせてくれて




そのまま俺はお昼寝





仕事終わりに淳太に付き添ってもらって病院へ





疲労やって



あと咳が出るから咳止めの薬をもらった




微熱やったから



ゆっくり休むように言われて





次の日は仕事がなかったから



そのまま体を休ませた







仕事もあったのに淳太は俺の家にお見舞いに来てくれた






淳「疲れてたのに気付かんくてごめん…」



神「ううん…俺も気づいてへんかったし、だいぶ楽になったから明日からまた頑張るわ」




淳「ほどほどにな？俺ら神ちゃんに結構頼ってるところあるから…しんどい時は言うてな？」





神「おん、ありがと」





そのまま俺は眠って




淳太はフルーツゼリーとスポーツドリンクを置いてってくれた






頬に柔らかい感覚がしたけど


夢やったんかな







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