嫉妬 ページ36
『なんで…ここに?』
青「せやって…泣きそうな顔して走っていったから……やっぱり…泣いたんや」
私の顔を見て
心配したような顔で私の頬を触る
『…て…さい』
青「なに?」
『やめてください…』
『彼女さんいるなら…私に構わないでください』
彼女さんが可哀想
青「彼女なんておらんけど」
『女嫌いも嘘だったんですか?』
私はなんでこんなに怒ってるのかわからないけど
今流星さんと一緒にいると
すごく自分勝手な事で流星さんに怒ってしまいそうだ
青「なんでそんな悲しそうな顔しとるん?」
心配したような顔でそんなこと聞くから
『だって…流星さん彼女さんと歩いてた』
青「さっきの人?あれ…妹」
『嘘だ…そんな嘘ついてまで私に構わなくていいじゃないですか』
苦しいから
本当に
もうやめてほしい
青「ほんまやって…妹と遊んでたんよ」
『…』
青「信じてへんやろ」
『だって』
青「もぅ…なに嫉妬したん?」
『や…別に』
青「じゃ何で泣いてるん?」
『…』
青「素直やないな…」
私を抱きしめて頭を撫でてくれた
青「今日はオフなん?」
『…はい』
青「なら、一緒に居てもええか?」
『…私と居てくれるんですか?』
青「おん、Aの側に居りたい…仕事でなかなか会いに行けへんかったから」
そっと私にキスをして
さっきまで苦しかったのに
こんなので嬉しくなる
青「嫉妬してくれたから俺は嬉しいわ」
『嘘…面倒くさいって思ってるくせに』
青「Aの嫉妬は可愛くて全然面倒臭くない」
『好き過ぎてごめんなさい』
青「…もっと自信つけたらええのに」
そう言って私のベッドへ
青「なぁ、今度の週末休めへん?」
『週末?』
青「ちょっと付き合ってほしいねんけど」
『…わかりました…空けときます』
青「ん、…なぁ、今から抱いてもええ?」
『…流星さんの好きにしてください』
青「ほんなら、お構いなく」
ベッドに押し倒されて
キスが降ってくる
『んっ…』
青「声もっと聞かせてや」
『っぁ、りゅせさん』
青「可愛い」
…
青「出す…」
『んっ、あ』
中に出される感覚がして
びっくりして
『えっ、生っ?』
青「子ども欲しいんやろ?」
『んぁっ』
・
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作者名:AB | 作成日時:2019年3月18日 10時