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流星side




行為中のAは



涙を流していて





切ないように鳴く




その声を聞いてその乱れる姿を見て



興奮しない男がいるだろうか








『りゅ、せっさん、んっ、あっん』


青「流星でいい」



『りゅ、せっ…りゅうっ』


俺の名前を何度も呼んで


可愛いくて

愛おしくて




『んっ、またいっちゃう』



青「何回でもいきや?」




果てるたびに

俺にしがみ付いて




抱き殺すんちゃうかってほど


何度も何度もAを抱いた










目を覚ますと


俺の腕の中で大人しくしてるA




すでに先に起きてるみたいや




青「おはよ」


『おはよう』




青「体しんどいやろ?」



『ちょっとだけ…流星さん、お仕事は?』




青「今日は有給取ってるからええの」




『だから、昨日あんなに』



青「言うたやん、金額にあった分抱くって」




『///』



青「ふっ」




そんな可愛い顔で俺を見るな






って言ってやりたいけど




そんなの望んでないやろうから言わへん





キスをして


水を取りにリビングへ出て行く






相変わらずA以外の女はダメなんやけど



Aには自分からくっつきたいとか


もっと甘えてこうへんかな


なんて




思ってしまってる時点で






青「はぁ」





あかんな






水を体に流し込んで上半身裸やからTシャツを着る





いつものスーツとは違ってかなりラフな格好





Aも水の飲むやろうか



ペットボトルを持って寝室に戻る




すると

起き上がってるA



青「腰…痛ない?もう少し寝る?」



『寝ててもいいんですか?』



青「おん…寝たりひんやろ?水、置いとくから」



そう言ってまた寝室を出ようとすると



『待って……もう少し…だけ…いえ、5分でいいので側にいて下さい』



シーツを握って顔は伏せたままそう言った




青「…」



『あ、…やっぱ…大丈夫です…すみませんでした』



すごく震えた声で



まるで傷ついてるみたいな声で





すると

ポロっとシーツに雫が落ちて



シーツにシミを作った





泣いてる




直感的に


体を少し震わせてるAを見てそう思った




『やっぱり…私帰ります』



そう言って着替え始めるから




ぎゅっと抱きしめてその動きを止める





青「A?…どうしたん?」



『っ…なんでも…ない』



泣きながら


苦しそうにそう言って


俺の服にシミを作った







弱い人間→←溺れてる



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作者名:AB | 作成日時:2019年3月18日 10時

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