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昨日の今日だ


学校に行きたくないと思ってしまう



でも神山くんは迎えにくるだろうし…


ダラダラと準備をしていれば

神山くんが迎えにきた



『おはよう』


神「おはよ」





学校に着いて下駄箱を見れば何もされて居なかった


ホッとしてクラスに行く

荷物を置いて机の中に手を入れると

紙が入っていた


そこには

クズ女 ブス 死ね
調子乗んな バカ アホ


殴り書いたようなものが入っていた


それを見てると神山くんがひょいと取り上げてクシャクシャに丸め込んでゴミ箱に捨ててた


『あ、ありがと』


すでに教室に居た昨日私を罵った人たちはバツが悪そうにそっぽ向いていた



神「ん、」


のんちゃんが教室にやってきて

少しするとシゲもやってきた


ぞろぞろと教室にやってくる人たち

神山くんは珍しく教室を出て行かずに残ってた



神「おい小瀧…」

珍しく神山くんの方から話しかけてる

望「あ?」

神「お前の取り巻きの管理ぐらい、自分でやれ」


望「は?」


神「勝手に暴走してAに危害を加えた…自分の発言に責任を持てアホ」


望「……え、A?」


のんちゃんが神山くんの言ってる意味がわかったのか

心配そうにこちらを見てきた


望「ケガは?」

『蹴られてお腹と背中にアザできた…』


望「見せて」


『やだ』


望「なら信じられん」


神「チッ…」


神山くんが私の椅子に座って私を抱きしめるように膝に座らせると


シャツをまくって背中をのんちゃんに見せた


『っ、やだっ』

暴れる私を強く抱きしめて抑えていた


望「…っ」

痣は結構青くなっていた
朝痛くて起きるのも大変やったから


スッと制服を直してくれて
そのままぎゅーって神山くんに抱きつけば


みんながいる前だと言うのに嫌がらず
むしろ宥めてくれた


神「ごめん、嫌やったな?」


『うん…』


神「(チュッ)、これで許してや」


見せつけるように私にキスをしてきたことで

クラスがざわついた


のんちゃんは唖然の表情

シゲは黙って見てたのにキスした瞬間目を見開いていた


私はというと頬を染めて
嬉しくてぎゅーっと神山くんの胸に顔を埋めた


『恥ずかしい…///』


神「たまにはええやん」


望「…バカップルかよ……Aごめんな、俺の方からキツく言っておくから」



それから嫌がらせというか…イジメっぽい事はなくなった



そして神山くんと付き合ってることが噂で広がった

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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします! (2019年10月28日 23時) (レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..?^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ!私も身長が低いので、凄く共感できました。のんちゃんの気持ちも考えると、複雑ですねぇ…。これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします!更新頑張ってください! (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2019年10月15日 7時

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