ちびっこ2 (ページ10)

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魔法使いページ10

照「今ちょうど朝の会終わってな？昨日お話ししてた鯉のぼりを作ってんねん」

濵「鯉のぼりやって、楽しそうやなぁ」

『…』

誘おうとしてるんやろうけど
嫌なもんは嫌や

照「Aちゃんは何色の鯉がええかなぁ？」

いつの間にか
崇裕せんせーから下ろされて
照史せんせーがぎゅっと抱きしめてる

濵「ほな、Aちゃん、あとでな？」

『あっ、…』

照「みんなAちゃん居らんから心配してたんやで？」

『…』

せんせーにギュってしながら
お部屋に入って登園シールを貼る

そして照史せんせーにそばに着いてもらいながら制作に参加することができた

望「あ！Aちゃん遅かったね！」

流「びょーいん泣かんかった？」

『…泣いた』

重「ははっ、Aは泣き虫やもんな笑」

神「Aちゃんおはよう…待ってたで？」

『とも君…』

とも君のところに行ってギュッて抱きつけば

神「泣いたん？そんな顔してる」

『うん、ママと離れたくなかってん…』

神「そっかぁ、でも、俺はAちゃん来たから凄く嬉しいで？」

『…とも君好き』

神「へへ、俺もAちゃん好き」

淳「登園早々イチャイチャしてんなぁ」

とも君と話したら
悲しかったことや嫌やったことが全て消え去った

とも君はやっぱり魔法使いなのかもしれへん

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