アレルギー仲間 ページ20
次の日、ほんまにとも君は元気になって保育園にやって来た
『とも君、もう気持ち悪ないの?』
神「うん!もう平気やで」
『とも君おらんで寂しかってん』
神「俺もAちゃんに会えへんで寂しかった」
両手を繋いでお話してると
照「ほんまにラブラブやなぁ?笑」
照史先生がニコニコして見てる
『照史せんせぇはラブラブの人おらんの?』
照「今は居らんかなぁ」
神「え…可哀想…好きな人おらんの?」
照「大丈夫やでっ?!好きな人ってよりも大事な人はたくさんおるから…そんな寂しい人って思わんで?!」
…
お昼の時間に
お給食をとりに行くと
照「あ、そうや…とも君!とも君は今日からお盆の色が緑色です!」
神「え、なんでなん?」
重「えー、ともばっかりずるい」
照「とも君もアレルギーさんになったからやで?」
神「カニ食べたから?」
照「そう。お給食にはカニでないんやけど、甲殻類って言うて、エビもその仲間やから食べたら苦しくなんねん。Aちゃんのバナナと同じやな。お給食にエビはたまに出るから…間違って食べへんようにお盆の色が違います」
神「そっか…わかった!」
照「で、アレルギーさんのテーブルにとも君も座って食べてください」
神「はーい」
『同じテーブルやね』
神「ほんまやぁ、うれしい」
望「えっ、ずるい!」
流「俺もアレルギーなる!」
淳「あかん、そんななりたくてアレルギーなるもんちゃうで?大変なんやから」
とも君もアレルギーさんなのは可哀想やけど
なんか一緒なのがちょっぴり嬉しかった
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作者名:AB | 作成日時:2021年1月24日 8時