代役なんで相手にしないでください【TH】

勉強熱心な破壊神 ページ26

RM






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欠伸をしながら順番が来るのを待つあの子を見てもうすぐだなと浮かれてしまう。今日はメンバーの中で誰よりも早くあの子に会えるんだ





RM「今日も来てくれたんだね」





『大きな勘違いをして1日だけだと思ってたんです。そしたら今日も行かなきゃならなかったみたいで笑』




アルバムを出し本来来るはずだった子の名前を書く





RM「Aちゃんが帰ってからスペイン語を調べてたんだけど来ないと思って覚えてくるの忘れちゃった」





『どんな感じのフレーズでした？』




RM「うーんと、、、あ！今調べてもいいかな？」





『もちろんです』





俺はセルカ用のスマホを取り出し自分が昨日調べていたスペイン語を思い出しながら調べる




その間彼女は前のファンがくれたぬいぐるみで遊んでいてそれが可愛くて無音カメラでこっそり写真を撮った




RM「あ、これだ Te veo poco pero te pienso mucho.(君に会ってすぐだけど、君のこと沢山考えてしまっているよ)」





俺が携帯とAちゃんを交互に見ながら言うとこの子は少し困った顔をしてわらった





『それ、口説いてますね笑。なんでそのフレーズが笑』





RM「本当のことだしいいかなと思って」





『No odio a las personas conocedoras como tú(あなたのような博識な人は嫌いじゃないです)』




俺の携帯をそっと取り音声で韓国語に翻訳した



あえて好きだと言わないあたりは彼女らしさが出ている



しばらく翻訳を使ってスペイン語で会話をした




『楽しかったです。次いつ会えるかは分からないけどまた会えたらお話しましょ？』




スタッフの合図で彼女と本当に別れてしまうことになる。だから最後にこれだけは言わせて、遠回しだけどこの子ならきっとわかってくれる





RM「Cypripedium」





彼女から手を繋いでくれて微笑んでくれた







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Cypripedium(アツモリソウ)



花言葉は「君を忘れない」

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