宿儺でも敵わないただの奇人

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『もーやだーー！！！任務とかむりーー！！』





時は平成




とある部屋の中で若く美しい女性が優雅に紅茶をのむことなんてなく叫んでいる




『ありえなく無い？私老人だよ！？どんだけ働かせたいの！？ねぇ！！？？』





そのうるさい女は部屋にいる大きな犬に喋りかける





「知らねぇよ。それにお前老人じゃないし、見た目は若いし」





ありえない状況だ、犬が喋っている



この犬は呪霊でコミュニケーションがとれる呪霊




『ちなみに特級だよ！みんな！！』




「誰に喋ってんだよ」




読んでの通り生意気である





『ねー大福ー、私の代わりに行ってよーー』





大「無理、却下」




呪霊に即答される人間、可哀想だな笑笑




あ、まてよ、彼女も完全な人間じゃなかったわ




「おいA、朗報か悲報か速報どれが聞きたい？」




音も立てずに入ってきた呪霊の狼、こちらは土地神だ





『うーんとね、速報！』




モンスターを飲みながら携帯でTikT〇kを見ている彼女は答える





「両面宿儺の指を食べた人間がでた」





ﾌﾞﾌｫ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ




『ま、マジ！？！？受肉したの！？！？』





部屋で彼女の叫び声が響いた







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