宿儺でも敵わないただの奇人

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両面宿儺の指を食べてから約2週間が経とうとしていた





釘崎や2年生とも仲良くなり執行猶予つきの死刑なんて嘘みたいだ




悠「なぁ宿儺、お前さ自分以外には興味無いとか言ってたけど生きてるときもそんなんだったの？」





宿「まぁな、基本的どうでもいい」





2週間の間で宿儺とかなりの交流を取っていたみたい





悠「宿儺って可哀想な部分もあるよな。大量に人を殺してんのは許せねぇけど、俺らはこうやって友達とかいるけどお前はもういないだろ？」






宿「いや、まだいるぞ。俺がいた時代からずっと生きてる奴が」





悠/野「「はぁぁぁ！？！？」」




一緒に聞いていた野薔薇も間抜けな声を出した





悠「ど、どういう事だよ！？」





宿「そのまんまだ。同じことを言わせるな」





野「な、なんで伏黒も真希さんたちも驚いてないの！？」





希「だって知ってるし」





棘「しゃけ」





恵「お世話になってる」




パ「あいつ強いからな」





悠仁と野薔薇以外はみんなAの存在を知っている




悟「どうしたんだい？そんな大きな声出して」





任務から悟と傑が帰ってきた





野「先生たちも宿儺の知り合いが今も生きてんの知ってんの！？」






傑「もちろん、よく会ってるよ」






宿「ちょうどいい所に来た。貴様、Aをここに連れてこい」





宿儺は悟に指示を出したが彼は困った表情をする





悟「それがさー、俺達も探してんだよね。Aのこと。急にいなくなっちゃって」




宿「どういうことだ」




傑「受肉してから数日後に会ったけどそれからは家に行ってもいないし探してるってわけさ」




宿「まぁいい、時期に来るだろう」




悠「そんなんでいいの？」




宿「あいつは死ねんからな心配しなくていい」





宿儺はそう言うと自分の生得領域に戻っていった






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