振り付け師は黙ってれば美人 (ページ44)

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Aの物がなくなり始めてから1ヶ月、ついに彼女はキレてしまった

『私のノート盗んだ奴今すぐ出てこい』

冷たい目つき、低い声でスタッフや少年団が集まる練習室に入ってきたA

YG「盗んだってどういうことだよ」

『そのまんま』

TH「また失くしたんじゃないの？」

『私がノートを失くすと思う？』

JM「誰の？」

『パクジミンの』

こんな言い方をしない彼女だったためテヒョン、ジミンの顔も険しくなる

JN「その子の肩を持つ訳では無いけど証拠がなければ盗ったとは言いにくいよ」

大人な対応でその場を少しでも和ませようとしたがAには逆効果なようだ

『証拠があるから言ってんの、ほら早く出てきなよ

裏でコソコソできる癖にこうやって公の場になると黙りこくるのやめな？それとも名指しされたいの？』

誰がやったのかは分からない少年団だが早く出てこいと願うしかなかった、Aがキレればやばいことは薄々気付いていた

『ヒヨンオンニ』

HY「はぁ…、テユ、正直に言いなさい」

ヒヨンが前に出したのは最近入ってきたテユという若い女の子で俯き泣きそうな顔をしている

『ノート捨てたんでしょ？』

TY「ｺｸ…」

『最低だね』

TY「だってあんたがｯ！メンバーと馴れ馴れしくするからｯ！」

よくある嫉妬だなとAもスタッフも思い早く終わらないかとその様子を眺めていた

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