振り付け師は黙ってれば美人 (ページ40)

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今月の1位は決まったはずなのにまだAは考え事をしていた

JK「まだなんかあるんですか」

『あるね、大あり』

Aはタブレットに入っている練習生の中から何人かをピックアップしてプロフィールや補足を見ていく

『そろそろ来そう』

JM「え、お前あんの？てっきりないかと思ってた」

『女の前でストレートに聞くなよ、まずないし

いや、そこの話じゃなくて、デビューありそうだなって』

Big Hitはまだ防弾少年団しかデビューしておらずジョングクとジミンは顔を見合わせる

JK「ほんとに！？」

JM「弟グループできるかもしんないの！？」

『なんとなくね～、力入れて見てって言われたから』

末っ子のジョングクは自分に弟ができることにワクワクしていた

『まだ確定じゃないから練習生にはいうな』

彼女のタブレットにピックアップされたメンバーはのちにTXTと呼ばれるグループでデビューすることになる

HS「そろそろ練習始めるよーって…なにそんなソワソワしてんの？」

ホソクが2人を呼びに来たが目を泳がすのを見て聞いた

JM「べ、別に…？」

JK「練習行きましょう…！」

『あからさますぎんだろ』

こういう嘘をつくのは案外下手らしい

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