変わらない教え方と慣れない呼び方 ページ30
JN
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メインに使っている部屋とまた違うところで練習をしていた
Aの動画を遅くしたりノートを見たりして体に叩き込む
前は苦痛だったこの作業もここ何年でやっと慣れてきた
それにソンドゥクヒョンやAがすごく成長していると言ってくれたからさらに頑張れる
『てってれー、A参上!とう!』
誰かがいなくなるとすぐに駆けつけてくれるのがAだ
『さてお主!なにに悩んでいるのだ!?』
納得のいかないところを説明すると横について丁寧に教えてくれる
『ジナ、私を見て!鏡越しで私の真似をして』
どうしても癖で自分の体を見てしまうのだが、Aは出会った時からずっと見よう見まねで上手い人を見るべきだと教えてくれていた
『あ!できた!3回連続できたんならもう完璧!』
ハイタッチをして水を飲む
『ジンニムはその髪似合ってるよね、私好きだな〜』
収録があったからセットはしてあったけどほとんど落ちているし片方だけ耳にかけた適当なヘアセット
JN「Aは切ったり染めたりしないの?」
ロングというほどでもないが割と長めの髪だ
『家の許可ないとバッサリは切れないの。色々とあるからさ〜』
どんな家に住んでいるのかは分からないが大変そうだ
JN「僕のことジンニムって呼ぶけどなんで?」
ジンとも呼ぶときもあるが基本的にジンニムか、オッパだ
『パッと出るのがジンニムなの。それとarmyはジンニムって呼ぶのをよく聞くから』
JN「もっとオッパ呼びしてほしいな」
こんなに可愛い妹がいるのだからそうされたいに決まってる
『ソクジンオッパ』
ぐ、ぐはっ!破壊力が…
JN「妹ほしい」
切実にそう思った
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作者名:桃 | 作成日時:2021年8月29日 23時