僕が恋した訳ありソロアーティスト【JK】 (ページ40)

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YOU

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宿舎に行くぞとカイオッパに言われ何故かオンニまでいる

『本気で状況が読めないんだけど、私の誕生日まだだし』

IU「つべこべ言わずに着いてくる」

防弾少年団の宿舎につくと前とは違い飾り付けがされていた

オンニの誕生日でもないしなんかのドッキリすか？カメラあんの？

KI「ここ座れ」

みんなの真ん中に座らされジョングクが後ろから喋りかける

JK「いいよって言うまで目瞑って」

指示に従うと目の部分に違和感がありメガネを付けられたのだろうか

JK「いいよ」

『…ｯ！』

目の前に広がる世界に私は大きく目を開いた

辺りを見回すとさっきまで白と黒だけだった飾り付けもカラフルに輝き、自分の服も私を下から眺めるジョングクにも色がついてる

JK「どう？」

IU「どんな感じ？」

『綺麗ｯだね…』

あまりにも美しくて涙があふれる

こんなにも綺麗なんだ、部屋にあるお花もみんなの髪の毛もたくさんの色がある

『外に行っていい？』

JK「もちろん」

まだ目は慣れなくてジョングクに手を引かれながらベランダへ行く

『うわぁー！すごい…。空って一色じゃないんだ』

今まで青色だと思っていた空は数え切れないほどの色に包まれていた

世界はこんなに綺麗なんだ

『ありがとう…もう…なんて言えばいいのか』

JK「その顔が見たかった」

KI「出かけるときは付けてもいいぞ」

『うん！』

私の世界に色というものができた1日だった

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