僕が恋した訳ありソロアーティスト【JK】 (ページ36)

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告白ページ36

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Aがそんなことを抱えてるなんて知らなかった

でも今思えば、彼女のマネヒョンが耳元で指をさしながら説明するのも、サインしてもらう場所に指定があるのも

自分の髪色には触れないのにも全て辻褄があう

僕たちに一切バレないように必死に隠してきたんだ

怪しがられないように平然としてたんだ

『どうぞ』

JK「お邪魔します」

ライブが終わり、打ち上げは次の日らしく家に入らせてもらう

『ビックリした？』

JK「うん…」

『私はみんなと同じラインに立って進むことはできないよ

ひとつひとつ教えてもらわないと芸能活動にはどうしても支障をきたす』

JK「じゃあどうして続けるの？」

『私みたいに悩んでいた人を助けてあげたいから。私はIUに救われた

だから私も誰かを勇気づけたい。元気になってもらいたい』

Aも大変なのにいつも笑顔で前を向いている

『私には…そのかっこいいジョングクを見ることもできない。モノクロでも十分かっこいいけど欲を言うならみんなが見てるジョングクを見たい』

僕はAのそばまで行く

JK「ここで言うのはおかしいかもしれない。だけど言わせて

俺はAが好き、誰よりも大好き

俺もカイヒョンと同じように色を教えてあげる、いっぱい勉強して俺が見ている景色を少しでもわかって貰えるように頑張る

だから俺と付き合ってください」

見つめ合い、Aの瞳には自分が写ってる

そして俺のだいすきな笑顔で言った

『私も好き！』

Aが俺に飛びついてくれてそのまま抱きしめた

JK「一生幸せにするから、俺だけ見ててね」

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最初はただのファンだった。歌もダンスも上手でみんなから好かれてるトップアイドル

話してみると普通の女の子で僕を一人の人間として見てくれる

そしていつの間にか惹かれていった。芸能人としてじゃないAに

僕は色が見えない訳ありのソロアーティストに恋をした

Fin