4.憎い方々、いらっしゃいませ。 ページ4
『店内で他の御客様のご迷惑になることをしないで頂けませんか?』
「え…」
『仕事終わり、お話致します。探偵社へ向かいますので今は御客様としていてくださいませ』
丁寧にお辞儀をすると少女は茶に無花果、ダストを持ちやってきた。
『ご注文のお品になります。』
__
夕日が陰り涼しげな夜の空気が辺りを包んだ頃
武装探偵社の一部屋には複数名の探偵社員が並び、その中央に私服姿の少女がいた。
『私は雨芽ともうします。探偵社の皆様、この度はお時間を頂きありがとうございます』
少女_雨芽の笑顔は店内にいるときと違い冷たく突き放す様な笑みだった
「あ、あの…」
『お話の続きでしたよね、はっきり申すのなら私は探偵社が憎いです。』
社員の顔色が曇る
敦、太宰、国木田がそこにはいる
いつもくる常連客だが雨芽には最早関係ない
「それで?」
太宰が訊ねる
雨芽は相変わらずの笑みを浮かべ、応じた
『ですが、マスターは探偵社の皆様を好いていらっしゃいます。私の師匠がそう言うのです、従わぬ訳にはならないでしょう?』
終始笑っていた雨芽は疲れた様に笑顔を崩した
『探偵社様、依頼です』
「な…これ、は?」
雨芽の持ってきた資料を見るなり国木田が硬直した
『うずまき、存続の危機です』
5.お困りの御客様いらっしゃいませ。→←3.禍狗様、白虎様、いらっしゃいませ。
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ミレー - ラムさん» いえいえ大丈夫ですよ(*^□^*) 此れからも楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月8日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» ♯41に恐らくあります.......。更新の間が空いてしまい、読みづらくなっていてすみません、(リア友宛で頼まれた小説を書いてるもので) (2019年12月7日 8時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 中也様最後に何を言ったのでしょうか?(。-∀-) 続き楽しみですv(・∀・*) (2019年12月7日 7時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - ラムさん» ありがとうございます(≧∇≦) 楽しみですσ(*´∀`*) (2019年11月22日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» まぁいとこですけどね笑笑 続きは更新しますよー (2019年11月21日 18時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:少女F(旧ラム) x他1人 | 作成日時:2019年7月8日 0時