保健室の住人【今日から俺は】 (ページ28)

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3年になり新しいクラスになった。

また、三橋や伊藤と同じクラス。

新学期ってこともあって有栖川 Aもきちんと教室に来ていた。

スケバンなのに変なところで真面目なのである。

椋木｢桜咲くッ！

ていうわけで君たちも3年生です
大学に行きたい、就職したい
3年生になったからね、そういったことを真剣に考える時期です

おい三橋ｨｯ!
お前卒業したら何したい？｣

三橋｢東京大学に進学します｣

へえ、東京大学かあ

なら東大か……

ん？東大？

椋木｢だっ大より上ッ！
夢は大きい方がいい｣

三橋｢東京大学でテッペンとります｣

椋木｢え、どゆこと喧嘩で？｣

三橋｢…………はい｣

うん、そんなことだろうと思った。

椋木｢え、でも、東京大学の人って喧嘩しないよね？どっちかっていうと日体大の方がいいんじゃないか？｣

｢ﾁｯﾁｯﾁ～ダメだねえ三橋くん！

日本でテッペンとっていい気になってちゃあいけねえよ。目指せ、世界のテッペン！だろーが！｣

三橋｢なっ！くっそお！Aに負けたあ！！｣

1つ学年が上がり何故か三橋に呼び捨てにされるようになった。

｢てなわけでえっ！
アタシは世界のテッペンとります｣

椋木｢えっ、それは、そのマフィアとかとも殺りあう感じ？｣

｢その通り！流石むっくんわかってらっしゃるう！
開久に勝てる！ヤクザに勝てる！そこからいえることは……

アタシって最強！｣

ｷﾗﾝと効果音が着きそうな程のキメ顔でAは言った。

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