保健室の住人【今日から俺は】 (ページ24)

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屋上の扉が開き坂本とヤクザがやってきた。

坂本｢いたいた、探したよ三橋くん、伊藤くん、有栖川くん

要件はわかってるよな
高校生がそんな髪型してていいのか？｣

｢別にいいんじゃないですか？
今しか出来ないんだし
それにアタシの髪は地毛だ｣

坂本｢そんな金髪が！地毛なわけないだろ！｣

｢ハーフなんだからあるでしょお？
先生もしかして馬鹿なの？あ、そーか馬鹿だったねえ

昨日開久にやられたってのにまだ懲りてねえのヤクザさん｣

ヤクザはAの言葉に苛立ったのか声を荒らげてAに襲いかかる。

｢ﾋﾋｯ掛かったね、美味しそうな獲物が(ﾍﾟﾛｯ｣

Aは舌舐めずりして地面から飛び上がり、ヤクザの頭に回し蹴りをする。

ﾔｸｻﾞ｢ｳﾞｯ…ってえなゴラァ！｣

｢喧嘩ってのは痛いの当たり前なんだよっ！｣

Aは瞳孔を開いてヤクザを殴る。

｢コレなーんだ｣

伊藤｢そ、それはやめた方が……｣

｢なんでー？ヤクザと一般人なんて叶うわけないんだからこのくらいのハンデ許してくれるよ｣

伊藤｢でも！"メリケンサック"なんて！｣

｢大丈夫大丈夫ドラマ9話でお前も使うから｣←

伊藤｢は？何言ってんだよ｣

まあそこで見てなって

今度はメリケンサックを付けてヤクザを殴るA。

｢ﾌﾌｯ…ｱｯﾊﾊﾊﾊﾊ楽しいでしょお？喧嘩って｣

そうニヤリと笑うAの顔は『悪魔』そのものだった。

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