放課後:忠犬 ページ16
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計画通り、と大先生と二人で悪い顔をしながらなるべく先輩の顔が見えるソファーに座る。
横顔が美しい。先輩人間じゃないんじゃないか？だってもうこんなん人間のパーツじゃないやろ。
同じ人間と思えない、顔が良すぎる。イケメン。
em「………一人で帰るん嫌やから俺も此処におってええ？手伝うし。」
『まじで？じゃあ書類を種類で分けるの手伝ってくれん？俺今日書かなあかんやつ多いねん。』
gr「先輩。俺も手伝おう。」
ut「僕もやるで、先輩のためやったら。」
『じゃあエミさんと分担してやってくれへん？後のはちょっと機密事項もあるから………』
渡された書類の種類を見て分ける。
これは広報………これは風紀、こっちは………反省文？
反省文がなぜ此処に来るんだ？普通は教師の役目では………
ちらりと先輩を盗み見ると真剣な表情で書類に何かを書き込んでいる。
真剣な表情がカッコ良すぎる。札束と言わず通帳とカード渡したい。
『あ、種類分け終わったら机の端っこにおいとってくれ。目ぇ通すから。』
em「はーい。………他なんかある？」
『うーん、思いつかへんなぁ』
手は止めず喋る先輩と話していたら急に扉が勢い良く音を立てて開いた。
音にびっくりしてそちらを見ると明るい金髪に青い目をしたこれまた見覚えある顔が居た。
kn「おいお前ら何やっとんねん！会長の邪魔やんけ出て行け！」
em「え、あ、ちょっ！」
kn「会長と話すねんやったらこの俺を通してからにしい！！！」
ふん、と誇らしげに胸を張りながら俺たちを追い出そうとする少年、コネシマ。
こちらも覚えていないのか敵意剥き出しで吠えてくる。
俺らが追い出されそうなんを見て先輩は助け舟を出す。
『シッマ、無理やり入ったんちゃうでそいつら。俺の友達やしそんな警戒せんでもええんやで？』
ちょいちょいと呼び寄せるように手を招きながらそう言うとぱっと手を離し光の速さで側へ行った。
kn「ホンマ？邪魔されてへん？邪魔してへんか彼奴ら。」
『してへんって、守ろうとしてくれたんは偉いけどもうちょっと人の話を聞こうな。』
kn「せやろ？俺偉いやろ？もっと褒めて！」
『偉い偉い。さ、シッマは何の用できたん？』
よしよしと撫でてもらうシッマはすぐに生徒会の話をし始めた。
彼奴生徒会とは無縁そうやのに入ったんか………
てかあの態度、彼奴もライバル(仮)かよ！？多いな！！！
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三日月(プロフ) - 不人気はwww他国にもwww不人気でﾌﾞﾌｫwww (2022年8月17日 9時) (
レス) @page28 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん(プロフ) - すごい面白かったです！あと、誤字だと思うのですが、15ページの放課後:生徒会室というお話の中で、宇都宮さんが宇津木と名乗っています。気になったと言うほどでもありませんが、見つけてしまったので報告させていただきました。 (2020年11月21日 17時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
白黒龍(プロフ) - とても面白かったです！ヘタリアにハマったんですか！！！あまりこちらでは少ない方だと思うのでめっちゃ嬉しいです！！更新楽しみにしています！ (2020年5月7日 22時) (レス) id: c6354e9b33 (このIDを非表示/違反報告)
まうすちいず - ピーラーで草生えましたww笑い堪えてたらすんごい顔になってたみたいで「…大丈夫？」って感じの顔で見られましたww (2020年5月5日 17時) (レス) id: 9266b0967c (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅるぅ - ジョンって！？腹筋が崩壊しました！ (2020年3月14日 2時) (レス) id: 14bc147eed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの黒豆 | 作成日時：2020年2月12日 15時
