# yellow love Ⅱ (ページ10)

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#First date ページ10

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なんと今日はしばゆーと初デート。

そうなんです。なんと独り占めできるんです。

それだけでも嬉しくてどうにかなりそうなのに、なんと遊園地に行くことに。

朝しばゆーが家まで迎えにきてくれるらしいので、精一杯のおしゃれをして家の外で待つ。

黄「あれ、A外で待ってたの？」

しばゆーの車が家の前に止まり、運転席から顔を出す。

ああ、デートだからかお洒落してる彼氏が愛おしすぎる

「うん、早く会いたくて」

そう言って助手席に座ると、すぐに唇を奪われた

黄「…お前、それはやばいよ？」

「何、が」

突然のことすぎて顔が赤くなる以外出来ない。

黄「いつも可愛いけど、今日お洒落してて倍可愛い。そんでそんな可愛いこと言われたら困るんですけど」

それ、こっちのセリフすぎる。

まだドキドキしたままシートベルトをすると、何か気配を感じた。

なんだ、この感じ……

茶「あの、僕たちの事忘れてない？」

「きゃあああああ！？」

黄「うわっ！？忘れてた！！」

慌てて後ろを振り向くと、そこにはりょうくんと虫さんがいた。

黄「いるならいるって言えよ！まじで忘れてたじゃんか！！！」

「そ、そうだよ！って…なんでいるの？」

一連の流れを見られてた恥ずかしさは案外早く消え、二人がいることの疑問に映った。

青「今日俺たちも遊園地で撮影しようと思ってて、そしたらしばゆーが今日行くっていうからついてきちゃったの」

「そうなんだ…」

黄「ほら、今あそこって四人組お得じゃん？どうせならお得にしたいなって」

「…いいじゃん！多い方が楽しいし」

茶「よかった、ありがとう」

正直、初デートは二人きりがよかったけど…

しばゆーが出した案に反対するのも嫌だから大人しく従うことにした。