４２. 洗脳 ページ45
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そう言った瞬間 皆がザワついた。
『これ、お兄ちゃんの能力でさ。
針で人を思い通りに動かせるの。』
『これを刺すことで､ 自分が勝てないと思う相手とは戦わない、って洗脳されてたの。
お医者さんが抜いてくれるまで。』
そう言うと 後ろの方から峰田くんが出てきた
峰田「じゃ、じゃあAは無意識に脳無の力量を測って勝てるって判断したから戦ったのか？！」
八百万「理論上そうなりますわね。」
障子「いや人間は命の危険や大きなショックを与えられると思いがけない行動に出ると聞いたことある。つまりAにとって 相澤先生は唯一無二の
父親のような存在。 失うかもしれないという
大きなショックが与えられて多分 人間本来は
出せないと言われている100%の力が出たんだろう。」
障子くんが そういうと百ですら
納得していた。
私も、納得して頷いた。一理ある。
『…あの時 凄い心臓がドクッて 今までで
1番大きく脈打った。…障子くんの言ってることが
正解かも。』
と言ったところで思い出した。
『皆！！相ちゃんは？！』
そう言うと 皆が気まずそうな顔をした。
え…、？
上鳴「おいおい皆そんな顔するとAに誤解されるって、生きてるから大丈夫だって。」
…良かった、安心した。
轟「両腕粉砕骨折、顔面骨折、命に別状は無いらしいが眼球の底の骨が粉々になっているらしく…
目には何らかの後遺症が残るらしい。」
目に後遺症…。
相ちゃんは個性上
ヒーロー活動において目が大事なのに…。
これからの活動 大丈夫なのかな。
『それで…相ちゃんは？』
そう言うと百は静かに私のベッドの横の
仕切りを指さした。
「あの奥に居ますわ。」
私は恐る恐る 近づいて仕切りを開けて
入ると、 そこには包帯で全身が巻かれている
相ちゃんが居た。
『…相ちゃん？相ちゃん！！起きて！』
包帯だらけの この相ちゃんが本当に
生きているのか不安になり私は 肩を揺すった。
「なんだ、さっきから起きてる。」
え、何やねん。このシリアスになった空気
どうすんだよ。
そう思いつつも 次第に涙が零れてきて
溢れ出した。
『相ち''ゃん''…。』
「泣くなよそんなに…皆がびっくりした顔してるぞ。」
そう言われて後ろを向くと 皆の目ん玉が
飛び出していた、まるで地獄絵図。←
そんな皆を傍目に私は相ちゃんに涙と鼻水まみれ
の顔で勢いよく抱きついた。
「！！」
『良かった！！義父さん！！！』
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りーこ(プロフ) - 瑞貴さん» ば、バレちゃいましたか(；・∀・) 良さげな能力だったので使わせてもらってます！これからも御愛読お願いします！ (2018年7月10日 21時) (
レス) id: 775d71e29a (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴(プロフ) - アクセラレータと同じかー、良き良き (2018年7月9日 20時) (レス) id: 291da89bc4 (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - 冷凍みかんさん» ふぁぁぁ!!!! 有難がきコメント！(；▽；) これからも頑張るので よろしくお願いします！！(ﾉД`) (2018年7月8日 13時) (レス) id: 775d71e29a (このIDを非表示/違反報告)
冷凍みかん(プロフ) - ふぁぁぁ!!!ヒロアカもH×Hも大好きなので嬉しいです!!更新頑張ってください!!! (2018年7月8日 13時) (レス) id: 8acbcb59d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーこ | 作成日時：2018年7月1日 17時
