鷹の目の女 (ページ3)

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チャイムなる5分前に私は学校に着いた

目の前には担任らしきやつが立っていた

担「貴方がAさん？」

貴「はい」

担「ここに女子が来るとは何年ぶりだろ。

本当に嬉しいよ。ありがとう」

あー、こいつめんどそうだな

貴「あの、屋上行きたいんですけど、」

担任「屋上案内するよ」

と言われ、こいつの後ろをついてく、

もちろん。私が女だから私が通り過ぎると

周りは驚いてる

なんかめんどそうな学校来たな。本当にここ

に司居るのかな

と思いながら階段を上がり

担「ここが屋上だ」

と言われ、私は屋上の扉を開けた

するとそこには久しぶりに会う司の姿が目の前

に見えた

私は思わず、貴「司ー」

と呼び後ろから抱きしめた

司「A、久しぶりだな。ここに転入して

来たのか？」

貴「そうだよ。前の学校退学なってね。もう元

気だった？」

司「ああ。それより退学ってお前また喧嘩し

たのか」

貴「喧嘩っていうか。先輩がむかつくから

軽く蹴っ飛ばしたら担任に怒られ、校長に

呼び出しされた」

司「お前の軽くは痛いからな。ここはいくら

喧嘩しても怒られねぇし、こうやって授業

受けなくても金さえ払えばいいから楽だ」

貴「それを楓士雄から聞いたから入ったの。

司を頼むっても言われたからね」

楓士雄の話をすると急に下を向く司

貴「いつもずっとここにいるの。1人で？」

司「嗚呼」

貴「なら私に電話してよ。いつでもかけ着くか

ら」

司「お前は楓士雄のことで大変そうだったか

ら上手く言えなかった」

私の事思って…

貴「これからは私がいるから頼ってよね」

司「おう」

と苦笑いする司、やっぱ楓士雄が居なくなって

から変わったのかな