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2話 ページ3

それは置いといて、

貴方『誰だよ』

美月「それな」

??「私はだな君たちの願いを叶える天使、そうエンジェルなの...ダ..美月「あの、真面目に聞いてるんですけど」あ、はい分かりました。私はケン、よろしくお願いします」

自己紹介を始めた厨二病イケボ男子は
どうやら本当に私達の願いを叶えて
くれるらしい。

美月「で、どうすれば行けるんです?
金でも出せと??」

ケン「いや、お金はかからないですね。
条件さえ守ってくれれば...」

貴方『条件?』

ケン「ええ、条件です。」

美月「その、条件ってのは一体...?」

ケン「条件は三つ程あります。
まず1つ目は...薄桜鬼の世界へ行ってしまうと死ぬまで今の世界には戻れません。」

美月「あっちの世界へ行ってる間は今の世界の止まってるんですか?」

ケン「ええ、死んだら2人とも今の状態に戻ってきます。1人だけ死んでしまうと、何らかの事情で残りの1人も死ぬことになるので。」

てことは、総司さんと一くんに会う前に死んじゃったらすぐ戻ることになるのか、、

それはいやだから絶対に生きよう。

ケン「で、2つ目は薄桜鬼の世界では今の世界から来たことを言ってはいけません」

貴方『なんでですか?』

ケン「それは、まぁそのうち分かりますよ」
美月「え、それってケンさんどうk...」

ケン「3つ目は、」

美月の話を遮るよう話し始めたケンさんの声は少し低くなっていた。

ケン「男装をすること。京の町を女装で歩くのは危険だからです...。」

まぁ確かにそうだよね、

実際に千鶴ちゃんも男装してたし。

てか、男装してないと新撰組の所に行けないのか。

ケン「この条件を守ってくれますか」

美月貴方「『はい』」

すると、なんだか急に眠気が襲ってきた。

私達はそのままゆっくりと眠りについた。

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作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時

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