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19話 ページ20

平助くんの背中が見えなくなるのを確認し、
私も部屋へ戻ろうとした時...

ガシッ...。

私の腕は捕まれ、そこには先程戻ったはずの
平助くんがいた。

平助「あのさ、思い出したんだけど。その藤堂組長って呼び方やめない?歳も近そうだし平助でいいよ」

是非とも平助と呼び捨てで呼びたい!

(´;ω;`)ウッ…

貴方『いえ、私の立場的にそれは無理かと』

平助「そしたら、せめて2人で話す時だけならいいじゃん!」

あーあ、もう可愛すぎてYesと言いたい。

まぁ、2人だけなら、イイヨネ??

貴方『分かりました、2人の時だけです』

平助「俺も珠希って呼んでもいいか?」

貴方『私は別に構いません』

嘘でしょ、

平助君に名前呼ばれちゃうなんて〜

平助「ほんとにありがとな、じゃあな珠希」

そう言って、平助君は背中を向ける。

貴方『いえ、大丈夫です。』

これさ、呼び捨てのがかっこいいよね?

君つけなくていっか笑笑

(平助推しの方色々ごめんなさい)

貴方『また明日、平助』

私が呼びかけると
何かわからないが、平助君は
顔を真っ赤にして走っていった。

私にはさっぱりよく分からんがね...

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作者名:優南 | 作成日時:2019年9月21日 17時

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