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第１種目 借り物競争──────
私は、四葉さんに頼まれ赤団に配布された赤いハチマキを頭に巻いて後ろで結んだ。そして
『四葉さん、頑張って借りてきてください。』
環「おれがんばる、！！」
と四葉さんに声をかけ見送った。
その後、和泉さんと亥清さんに話しかけた。
一「四葉さん、何かと心配になりますね。」
悠「あいつちゃんと借りてこれんのかな。」
『どうでしょうかね。あ、始まるみたいですね。』
位置について…よ〜い…ﾊﾟﾝｯ──────
ピストルの音がグラウンド全域に鳴り響いた。
四葉さんは、スタートダッシュを順調にきり、
お題の置かれている長机の前へたどり着いた。
四葉さんは、７つのお題のうち左から4つ目のお題をてにした。
そして、中身を確認する─────
が、なぜか四葉さんは、お題を見つめ動こうとしない。
悠「四葉のやつなんで動かないんだよ、？？」
一「難しい漢字で読めないのでしょうか？」
『いえ、私が借り物競争に関して資料を読んだ際、すべて平仮名でお題を表記するとありました。その可能性はないと思います。』
周りの選手は、すでにお題を探しにいったり、かりにいったりしていた。
すると、顔をあげ周りを見渡す四葉さんと目があった。そして、走ってこちらに向かってくる。
何を借りていくのかと思いきや、
四葉さんは、軽々と私をお姫様抱っこで持ち上げた。
『…え。うわっ。！』
そして、
環「こんこん借りてくぞ〜、！！」
と唖然としていた和泉さんと亥清さんに言い残し、
私をお姫様抱っこしたままゴールへ走っていった。
私は、すごい速さで走る四葉さんの首に手を回し、
下を噛まないようこらえる。
そして、他の団をぎりぎり追い越しゴールテープをきった。
借り物競争なので、ゴールテープを切っても一度お題と借り物を照らし合わせる審査が入る。
四葉さんは、お題の紙と借り物である私を審査にとおす。
結果は…
「赤団、１位通過です！おめでとうございます！！」
そして、赤団とアナウンス係からは歓声が飛び交った。
借り物競争終了後────
一「四葉さん、！もう少し早く行動に移せなかったんですか、？！」
悠「そうだぞ！こっちは、焦ったんだからな、！」
環「俺１位取ったのに…ｼｮﾎﾞﾝ。こんこん慰めて…」
『えぇと…。お疲れ様です。よく頑張りましたね。
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞヾ(・・｀*)』
私は少し背伸びをして四葉さんの頭を撫でた。
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九尾の狐(プロフ) - 明日香さん» 読んでいただきありがとうございます！！ご期待に答えられるよう更新頑張ります！！ (2022年11月28日 20時) (
レス) id: 0328a7c66e (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 読みました。面白いです。先が楽しみです。更新楽しみにしています。 (2022年11月28日 19時) (レス) id: b868286752 (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐(プロフ) - koenoさん» ご指摘ありがとうございます…！！まず『貴所』についてですが調べた結果この言葉にいき着きましたが私の理解不足でした。次に２話のセリフですが確かに『、！』が多いですね。双方とも訂正します。不快にさせてしまい申し訳ありません。今後ともよろしくお願いします。 (2022年11月27日 8時) (レス) id: 0328a7c66e (このIDを非表示/違反報告)
koeno(プロフ) - 貴所の意味ちゃんと調べましたか？あとなんで2話の万さんのセリフ、！ばっかり居れるんですか？ (2022年11月27日 2時) (レス) @page3 id: 3ec6efc790 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九尾の狐 | 作成日時：2022年11月24日 0時
