─大好きでいてくれた ページ18
sideA
「瑞稀！！」
瑞「Aちゃん！！」
手を広げると勢いよく飛び込んでくる瑞稀
瑞「Aちゃん！会いたかった
どこ行ってたの
心配した
寂しかった」
泣きながら弱々しい声で話す瑞稀
「ごめんね、ごめんね
心配かけて、寂しい思いさせて
ほんとごめんね」
謝ることしか出来なかった
瑞「Aちゃん、
そんな謝んないでよ
わかってるもん
Aちゃんが俺たちを不安にさせたくなくて
勝手に行っちゃったことも
俺たちの知らないところでたくさん頑張ってたことも
だから謝んないで」
「瑞稀、
大きくなったね」
瑞「当たり前！
Aちゃんがいない間に高校卒業したんだからね
もうAちゃんの事見下ろせるんだから！」
「笑笑
ほんとだね笑
瑞稀の方が大きくなってる
可愛かった瑞稀がかっこよくなってるし
びっくり！笑」
瑞「Aちゃんだって大人になったね
なんかねかわいいお姉ちゃんって感じだったのに
今は美人なお姉様って感じ
まぁどんなAちゃんも好きだけどね」
「ありがと笑」
久しぶりに話した瑞稀は相変わらずAの事を大好きでいてくれて嬉しかった
瑞「そういえば尚稀には会ったの？」
「あったよ、昨日」
瑞「え！俺より早く会ったの！？」
「うん笑昨日実家帰ったから」
瑞「うわー最悪
絶対帰ったらマウントとられるじゃん」
「まだそんなことやってたの？笑」
瑞「そんなことって
Aちゃんがどっちが好きか決めてくれないからだよ」
「私は2人とも大好きな愛しき弟だと思ってるよ
どっちが1番とかない本当にどっちも大好きだもん」
瑞「、、、でも
尚稀と先に会ったんでしょ」
「そんな寂しそうな顔しないでよ笑
確かに先に会ったのは尚稀だけど
瑞稀とはステージ上で会いたかったの
お互いアイドルだからお互い成長した姿で会いたくて
ダメ、だった？」
瑞稀の顔がパーっと明るくなった
瑞「全然ダメじゃない！！
ステージ上であえて嬉しい！
やった俺だけの特権じゃん」
瑞稀担の皆さんご覧下さい
これが帝王井上瑞稀の素顔ですよ
こんなかわいい甘々男子なんです
可愛いでしょ
「はいはいそうですねー
瑞稀だけの特権かもねー」
瑞「うふふ笑尚稀に帰ったら自慢しよー」
軽くあしらってるけどそんな声はニコニコの瑞稀には届かず
そのまま手を繋ぎながら外周を歩いてファンサなんかをしていると
もう最後の曲になっていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 410人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
糸山露子(プロフ) - 早く続きが読みたいな (5月12日 5時) (
レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：s | 作成日時：2022年10月15日 1時
