五条悟 愛してるなんて リクエスト3 ページ33
夢主side
「なあ、ちょっとこっち来て。」
デート中、彼は私の腕を引っ張り路地裏の奥へと連れて行く。
“確かここら辺だよなぁ”とスマホで場所を調べる彼に、何処へ行くのか聞こうとした。その時、
「此処だよ〜。」
小さく手を振って話しかけたのは悟だった。
「約束通り連れて来た、速く言ってた奴くんない?」
彼がそう言うと悟は“これね。じゃあもうお前は帰っていいよ。”そう言いながら
たいして分厚くない札束を私に見せつけるように彼にそっと渡すと、彼は喜びの声を上げながら足早にその場を去っていった。
『…どういうこと?なんで悟が此処にいるの。』
「Aに会いたかったから、って言うのは駄目?」
口角を上げてゆっくりと私に近づいてきて腰あたりに腕を回し、絡ませるように手を握る。
悟の顔を見るとその目に光は無く、思わず身震いした。
「あいつはAを売ったんだよ。僕が見つけ出して、彼女譲ってってお願いしたの。
最初は無理って言ってたんだけど、
10万ぐらい渡したら手のひらかえしてここまで連れて来てくれたの。」
彼が私を売った。その言葉で頭が真っ白になる。
「あははっ!顔色悪いよ!
まあ仕方ないよねぇー!たった10万で愛してる男に捨てられるんだもん!
僕さAに言われてやっと気づいたんだぁ、愛してるなんて言葉はなんの価値も無いんだって。
それを証明してくれたのは、Aとあの男だよ。」
笑い声を上げているけど、そこには確かに怒りが存在していた。
「だから、今からAの身も心も縛るの。でもこれは決して愛してるからじゃない。
罰だよ。だから苦しんで、
__羞恥心と快楽の狭間でね。」
____愛なんて、きっと言葉だけ_____
────────────────
まず最初に、ごめんなさい!
リクエストの設定とヤンデレを掛け合わせるとだいぶ話がそれてしまいました。
しかも今回の話、バリバリ“病んでる愛を”の題名を批判するという…。
まあ反省会は置いといて、リクエストありがとうございました!!
五条悟 幸福 リクエスト→←五条悟 愛してるなんて リクエスト2
430人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆき(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます!少し遅くなってしまいますが書かせていただきます!! (2022年2月24日 13時) (レス) id: d584864077 (このIDを非表示/違反報告)
シオリ - ヤンデレ好きなのですごく嬉しいです❕❕リクエストなのですが 真人 でお願いします😭🙏💦 (2022年2月22日 17時) (レス) @page21 id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 楓さん» コメントありがとうございます!ヤンデレ良いですよね! (2021年3月27日 19時) (レス) id: d584864077 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - はじまして。ヤンデレ大好きです。これからも応援しています。 (2021年3月27日 19時) (レス) id: d75e1d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 北さん» 2人目の犠牲者が出てしまった……。もっと犠牲者を増やしていけるように文才力をあげていきます! (2021年3月8日 23時) (レス) id: d584864077 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆき | 作成日時:2020年12月12日 3時