Whereabouts (ページ25)

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ジェシーside

ジ「っ…ごめんごめん笑。お腹すいたよね！朝ごはんにしよっか！」

樹「うん！」

元気な返事が返ってくる。

すごく幸せ。

ニコニコの樹を連れて、洗面所に行き、顔を洗って、着替えて、朝ごはんを済ませた。

樹「ねぇー、お兄さん、」

ジ「ん？」

樹「ぼく、声出るようになったけど、、、それでも、ここにいていい？」

ジ「HE？」

樹「ぼく、ずっとお兄さんといたいの。ずっとここにいたい。……ここにいていい？」

樹は顔を下げたまま、小さな声でそう言ってきた。
樹は、ここにいたいと、思ってくれてるの？

樹がそう思ってくれるなら、

俺の答えはYes以外に考えられない。

ジ「樹。樹？」

樹「…ん？」

ジ「樹がここにいたいなら、ここにいて？俺も、樹に傍にいてほしい。」

樹「ほんとっ？」

ジ「嘘なんて言わないよ。俺、樹が大好きだから。俺がパパになるから。ここにいて？」

俺はまた涙がでそうになりながらも、樹にまっすぐ伝えた。俺の気持ちを。

すると、樹はバっと顔を上げ、俺に抱きついてきた。

樹「ここにいる！ぼくここにいるっ。お兄さんのそばにいたいよ。お兄さんはもうぼくのパパだから…ぼくもお兄さんだいすきだからっ」