虹柱、死んだって【鬼滅の刃】

▽ ページ4

Aが飛び出して行った時


嫌な予感はしてた





虹柱、来栖A
上弦の参と格闘の末＿死亡




半端者のお前の大事な兄貴が参だろ
俺に話してくれたんだろ



生きてるだろ




なァ









「実弥、少しいいかい？」






嗚呼、その顔



お館様もしってんのかァ






「御意」


「Aのことだ
実弥はどこまで知ってるんだい？」


「半端者のことですか」


「うん、知ってるみたいだね
鬼に兄がいることは知ってるかい？」


「上弦の参が実の兄だと」


「そう、だからAは死んでないと思う
しばらく他の柱には伝えない

実弥と私だけしか半端者は知らないからね
ほかのみんなが知ったら罵るだろうから

だから暫くは我慢してほしい
近いうちに鬼舞辻無惨を討てる日が来る
その前日にでも伝えよう、Aが顔を出さなかったら……だけどね」


「御意」



お館様には伝えてみてぇだなァ




「不死川さん……」


「なんだァ」


「Aちゃんはきっとどこかで、きっと生きてますよね」


「胡蝶さんよォ
俺はAが死んだなんざ思ってねぇぜぇ
半端者は簡単にはしなねェ」



「(半端者……？)」

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