虹柱、死んだって【鬼滅の刃】

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「久しぶりだね、A
生きていて良かったよ」



『すいません、お館様
半端者の私が来ていい場所ではないのですが…』



「確かに君は半端者だ
でもね鬼殺隊虹柱、来栖Aでもあるんだ

ここが君の帰る場所だよ」



『……ッ！』




もう、柱じゃないのにな
柱でいていいわけがないのに




「みんなAが生きてると信じてるよ
杏寿郎は柱を降りたんだ、怪我でね」




そんな……天元も降りたのに…




「近いうちに鬼舞辻無惨が攻めてくるだろう

戦力がほしい。Aはすでに向こうから何か言われてるみたいだね、私は何も言わないよ。でもね

自分がやりたいことを全力でやる

Aが鬼殺隊に入ってきた時に言ってたこと
ちゃんと今もやっているじゃないか


それと鬼舞辻無惨が私の元へ来たら
私自身を囮に仕掛けようと思うんだ

きっと皆は反対すると思ってね

行冥だけには伝えてある」



お館様自信を……囮………？



『！！いけませんッ』



「Aも反対する側だったね、忘れていたよ

私はもう長くない…
せめてもの足掻きだと思って許してほしい」








そんな優しい声で言わないでくださいよ







『……行冥さんはなんと？』


「承諾してくれたよ」


『そうですか……わかりました』


「ありがとう」



煉獄さん怪我どうなんだろ…

もう治ったかな

でも柱降りたんだよね…



「杏寿郎は家にいるはずだよ

会いに行ってあげて」


『！……御意
お世話になりました、お館様』


「これからもここがAの帰ってくる場所だからね、承諾してくれてありがとう」

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