HiHi日記（1 (ページ11)

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･作

すわんなよ、隣を叩いてみるけど一人分あけて、体育座り。完全にこわがらせてしまった

「おれ、なんか、したかな」

なるべく優しく聞いてみるけど首を横に振るだけで答えがかえってこない。

「俺なんかしちゃってたなら謝る。だから、教えて？」

抱えた足の膝に顔を埋めてしまって、会話不可能。

こういう時、岸くんだ、とか優斗だとか。

リア恋とか呼ばれる人達ならどうすればいいかすぐ分かるんだろうな、なんて。

これ以上ここにいても仕方ないな～って思ってよいしょ、と立ち上がる

「落ち着いたら戻っておいでよ、もう怒らないから」

「…そうだな、Aがそうしたいっていうならしばらく距離もとるよ。」

自分で言ってて、悲しくなる。

顔を見るだけなんて辛い。会話できないとか

そんなの俺が死ぬ予感笑

でも言っちゃったもんは仕方ないし。

レッスン室の扉に手をかけたとき

桜「やだぁ～～～～～～～～りゅうとく、ごめっ、ん、」

わかりやすくうわ～んて泣きながら座ってたはずのAが俺の腕を引いて引き止める。

桜「なんでっ、りゅうとく、嫌いとか言うの～～～～～！！！！」

桜「Aはずっと好きなのにっ、きらいになったことなんて、いっかいもないのにっ、ひっく」

しゃくり上げるAの背中をさすりながら

話を聞けば、野郎組はコメディだけど恋愛も含まれてるって言うのを聞いて

不安になっちゃったんだとか。

話してる途中に、龍斗くんなんてきらいだ、とか

龍斗くんはほかのもっと可愛い女の子のところに行くんだ。

とか訳分からない事言ってたけど笑

「俺、Aしかすきじゃないよ、」

桜「さっき嫌いっていった…」

「無視するんだもん、さくちゃんも悲しいです」

桜「ごめんね…………………Aごめんねしたから龍斗くんもごめんねして」

「うん、ごめん、ごめんね、すきだよ、」

桜「うん、すき」

楽屋に戻れば冷やかされまくって。

真っ赤な目をメイクさんに誤魔化してもらうのが大変だったり。

いろいろあったけど喧嘩なんてほとんどない俺らには新鮮で、本音も聞けてよかった、かな？笑

￣￣￣￣￣￣
桜「さくちゃんが浮気するらしいからAも岸くんと浮気してくる」
優「俺ともして」
龍「それは無理」