恐らく真理の運命 (ページ3)

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ごじゅうさんページ3

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テヨンさんとの仮同棲も残り半月というところで
ジョンウに抱き締められてしまった。

「ごめんなさい…
わたし、男好きみたいですよね…
それに他のシズニのこと『違うよ』

テヨンさんに抱き締められる。

『嫉妬だよ』

「…嫉妬、 …ぇ、？」

『ジョンウはAさんのこと好きだった …
今でも好きだから… ぜったい…』

テヨンさんがわたしの肩に顔を埋めるんだ。

『だから… やきもち妬いたんだ。
また、ジョンウにAさんのこと…
その、 …盗られそうになっちゃうって』

わたしのこと…

いつまで好きで居てくれますか…？

「テヨンさん、」

テヨンさんを抱き締めてあげる。

テヨンさんに抱き締められるのではなく、
わたしからギュッと抱き締めるんだ。

「テヨンさん、」

『なあに…』

不貞腐れてる彼はレアではない。

ただ自分に関わることで不貞腐れられるのは初めてだから
動画とかでも見たことのない展開で
何だかむず痒い気持ちになる。

「わたしがテヨンさんの長い兵役生活が終わるのを
心待ちにしてたこと… もう忘れちゃったんですか、？」

『忘れてない』

「テヨンさんと毎晩カトクするのが幸せで
会社に遅刻したこと忘ちゃったんですか？、」

『…しあわせ、』

ぱああああっと一気に明るい表情になるテヨンさん

「わたしが今幸せなのは全部テヨンさんのお陰です。
テヨンさんとだからこうして同棲しても良いと思えた…」

それで？それで？と言わんばかりに
わたしの肩から顔を離して近い距離から見つめてくる。