〜拾壱〜 ページ17
マサイside
公園についてあいつらを待つ。
「たとえ俺たちがやられてお前がこれ以上はって思っても絶対出てくんな。
負けたとしても、決着をつけるのは俺たちにさせてくれ」
家を出る前、シルクが言った言葉。
結果がどうなろうと終わるまで俺は遠くから見てるだけ
俺は少し不安を抱きながらつったっている。
シルクとモトキは準備運動中。
シルクは総合格闘技、モトキは空手の経験者だけどその2人を信じられず不安になってる俺はなんなんだろう。
「来てたんだなw
お！マサイもいんのかw」
シ「お前が呼び出したんだろうが」
モ「マサイもいるけど今日はマサイには手出さないでよ？
お前が呼び出したのは俺たち2人だけだもんな」
「わぁったよ」
シ「べつにどっちでもいいんだけど2:3でやるつもり？2:2にしてくれんの？」
「2:2にしてやろうじゃねえか」
モ「ふーん。一応フェアにいくんだw」
「生意気言ってんじゃねえよ！！」ｻﾞｯ
特にスタートの合図はなく、急に始まったかのように地面を蹴ったあいつら
でも殴られたのはシルクでもモトキでもなく仕掛けたあいつ
強い…
シ「モトキ後ろっ！！」
シルクの声と同時にﾋｭﾝｯと風を切る音が聞こえたかと思えば相手は倒れていた。
後ろ回し蹴り……？
シルクは殴りにかかってこられてはかわしてカウンターや蹴りを見舞っていた。
なんだ。心配なんてほんとに必要なかった。
いいな。強くて
人を守れる強さがあって
羨ましいや…。
俺は、人に迷惑をかけることしかできない。
なんてことを考えてたら数分が経ってて、1人は体力の限界か息を切らしていてもう1人はモトキにみぞおちを蹴られたらしく咳き込みながら座り込んでいる。
モ「終わったよマサイ」
シ「な？大丈夫だったろ？」
マ「おう…！」
★☆★☆
空手わかんない紫伊那です
実は空手はエナ(絵奈子)のほうが専門なんですよ
私の専門は合気道なんです。((誰も聞いてない
なので間違ってたらごめんなさい
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作者名：ailes x他1人
作成日時：2018年9月24日 18時
