32話 side 0 ページ34
まさか関西に来てまで私に会いに来るとは思わなかった
会いに来るという以前にまだ私の存在が覚えられていたのかと思うと本当に恐ろしい
全部忘れたくてここに来たのに
せっかく忘れかけていたのに
あいつらのせいで最悪の学祭だった
...でも、私に気付いて庇ってくれたコネシマさんと、私の側にいてくれたシャオ君には感謝してる
コネシマさんが私の過去を知って守ってくれた
何も知らないシャオ君も優しく抱きしめてくれた
皆に､､話さないといけないな
まだ学祭の名残がある校内を歩いて部室に向かう
「こんにちは。遅れてすみません」
しっかり挨拶をしてから室内に入る
すでに皆揃っていて、雑談をしているところだった
楽しそうに笑っていた皆は私を見ると「おお」とか「やっと来た〜」と声をかけてくれる
「昨日の学祭、お疲れ様でした」
席に座らずに言う
「また昨日も迷惑をかけてしまって、本当にごめんなさい。それで、皆さんに聞いてほしい話があるんです」
私は覚悟を決めた
ここまで迷惑をかけて何も言わないなんて絶対におかしいと思ったから
「昨日、私の中学の同級生が学祭に来ました。ずっと私に嫌がらせをしてきた人たちです。
コネシマさんには以前話したんですけど、皆さんにもちゃんと話します」
中学1年の頃の私は、今とは違って友達がたくさんいて、全員と平等に仲良くしていました。
たくさん笑って、演劇部でもムードメーカーで、今とは全く違う人間でした。
でも、そんな態度が気に食わない人たちもいたんです。
冬休み前に、「いい子ちゃん振るな」って言われて、冬休みが明けてからは誰も話をしてくれなくて、影で色々言われたりして。
それで、部活もやめました。
高校で部活に入ろうとしなかったのもそれが原因で、また傷つくのが怖かったんです。
部活をやめてもほとんど何も変わらなくて、三年間ずっと一人でした。
誰からも無視をされていました。
だから笑うのも怖くなって、皆さんにもたくさん迷惑をかけてしまっていたんです。
無愛想で、過去に囚われたままで、それでも警備部が好きです。
皆さんのことも、本当に好きなんです。
もっと早くに話さないといけないことだったのに、ずっと黙っていて本当にごめんなさい､､
私は、全てを話した
ーーーーー
hit数が凄くて朝からSAN値チェックでした､､(？)
お気に入り登録や、79位という嬉しすぎる順位ありがとうございます！これからも頑張ります！
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レナ - 頑張ってください！番外編絶対見ます！トンシャオロボロ楽しみですううう！！ (2017年10月9日 8時) (
レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - レナさん» ああありがとうございます!!読み返して頂けているとは……(号泣) 文才も語彙力もまだまだ成長していきたいです！どうか番外編も見てやって下さい…*_ _) 長文大歓迎ですよー！^^* (2017年10月7日 8時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 1話から読み返しに戻って来た者です。やっぱり読んでいると、貴方様の文才、語彙力がすごいことすごいこと…！遅れましたが、本編完結おめでとうございます！これからも頑張ってください！長文失礼いたしました！ (2017年10月6日 8時) (レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
サラ男。(プロフ) - 岡崎 響さん» そうやって言ってくれるの嬉しい(;_;)まだ小説にしてないから全然大丈夫だよ！！がんばろー！ (2017年2月27日 12時) (レス) id: 610db604ae (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - サラ男。さん» ↓タグつけるの忘れてた！返信遅れてごめんね!! (2017年2月27日 6時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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