28話 side rbr ページ30
あー、人多すぎやろ
変なことしてるやつおらんか？
全然見えへんわ
「ロボロ、見張り出来てる？椅子持ってきてやろうか」
「やかましいわ！」
オスマンがからかって来るけど椅子必要なほど俺小さないで!!
オスマンから離れて西館と本館の渡り廊下の近くに移動する
向こう側から背の高いヤンキーっぽい男たちが歩いてくるのが見えた
こっわ、なんや？威圧感すげえなあ
若干引きながら見ているとそいつらがこっちに来た
なんでこっち来んねん
まあ「警備部」って書いた腕章つけてるからやろうけど
「ちょっといーい？」
「なんでしょう」
「さっき同じのつけてる人見たけど案内係してるんでしょ？俺らここ来るの初めてでさあ。」
いや、パンフレット見ろや
なんて言えるはずもなく、手に持っていた自分のパンフレットを見せた
生徒会主催の企画をしている場所や食事ができるところを紹介すると
「そうなんだ。とりあえず色々見て回ろうぜ」
と言って仲間と去っていった
話し方的に関西の人やないな
普通に話しとったし
なんでこんなとこにおるんやろ？
わざわざ来たって考えられるか？
まあこの学祭って知名度高いらしいからどこから来ててもおかしくはなさそうやけど、流石に他県は無いやろ
「ロボロ、飲み物買ってくるなら行ってきてもいいぞ。」
男たちのことを考えているとグルッペンが声をかけてきた
せっかくだから休憩がてらに買いに行くか
「ああ、じゃあ行ってくるわ」
人混みの中を進んでいくと、Aちゃんとシャオロンがいた
合流しようと近づくとさっきの男たちが目に入った
シャオロンの視線もそいつらに向いていた気がした
あいつら怪しいな
シャオロンたちに声をかけるのはやめてさり気なく男たちの近くを通り過ぎる
ちょうど横を通った時だった
「え、あいつ本当にこっちにいたんだあ」
「やっぱりなあ、なんか変わってね？」
「はっ、相変わらず地味だけどなあ」
大体、こんなようなことが聞こえた
嫌な予感がして急いでシャオロンたちのもとに向かう
「お、シャオロンとAちゃんやん！良かったら俺も入れてくれへん？」
「うん、一緒に回ろう」
「おう。向こうも行ってみようぜ」
男たちに気付いているのかいないのか、シャオロンはそいつらから遠ざけるように反対方向の出店を指差した
確信は持てへんけど、男たちからAちゃんを離さなあかん気がした
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レナ - 頑張ってください！番外編絶対見ます！トンシャオロボロ楽しみですううう！！ (2017年10月9日 8時) (
レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - レナさん» ああありがとうございます!!読み返して頂けているとは……(号泣) 文才も語彙力もまだまだ成長していきたいです！どうか番外編も見てやって下さい…*_ _) 長文大歓迎ですよー！^^* (2017年10月7日 8時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 1話から読み返しに戻って来た者です。やっぱり読んでいると、貴方様の文才、語彙力がすごいことすごいこと…！遅れましたが、本編完結おめでとうございます！これからも頑張ってください！長文失礼いたしました！ (2017年10月6日 8時) (レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
サラ男。(プロフ) - 岡崎 響さん» そうやって言ってくれるの嬉しい(;_;)まだ小説にしてないから全然大丈夫だよ！！がんばろー！ (2017年2月27日 12時) (レス) id: 610db604ae (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - サラ男。さん» ↓タグつけるの忘れてた！返信遅れてごめんね!! (2017年2月27日 6時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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