9話 side kone ページ11
「あー、掃除面倒やな〜」
一人でボヤきながら部活に向かう
「ちーっす」
部室に来るときは一言挨拶を、というグルッペンが決めた決まり事のようなものを適当にやって部屋に入る
と、ゾムの隣りにAちゃんがいた
...ん?
「おお!Aちゃんやん!え、入部決めたん!?いや〜ほんま嬉しいわ!!これからよろしく!」
前に公園で話して以来会ってなかったから会えて本当に嬉しかった
Aちゃんは小さく「よろしくお願いします」と返してくれた
「お前せっかくAちゃん来てくれたんにそんな馬鹿でかい声出したら怖がってまうやろ。なあ?ゴメンなこんな奴で」
「おい大先生何言うてんねん!変なとこでカッコつけるなよ気持ち悪い!お前のクズっぷりは常に滲み出てんねん」
「なんやと!?」
Aちゃんに良い顔しようとしてる大先生にそう言い放って席につく
「どっちかって言うとそのアホらしいやり取りの方が呆れられる気がするんだよな」
「せやでコネシマ」
「コネシマディスられとるw」
トントンとゾムに言われてさらにシャオロンに笑われた
シャオロン絶対許さん
「おいお前らそろそろ部活始めるぞ。今日は最初にAをどこのグループに入れるか決めてから見回りだ」
いつの間にかグルッペンが、Aちゃんを呼び捨てにするようになっとる
もう完璧な警備部員やな
「僕のとこ入ったらええんちゃう?」
「いや〜大先生のとこはアカンやろ」
「そやそや、大先生なんかに預けられるわけないやん」
シャオロンに混じって俺もさり気なく却下する
「何でや!僕のとこトンチとゾムもおるやろ!?何がアカンの!」
大先生がいる時点でアカンわ
俺のとこ入ったらええんに
「お前らそんなんも決めれへんのか。コネシマもそこまで言うんやったらお前のとこに入れろ。Aちゃんそれでもええ?」
「はい」
トントンが仲介したことでようやく事が収まった
それにAちゃんを俺のとこに入れることも出来た
もっと話したいと思っててん
見回りが楽しみや
ーーーーー
Aグループ→グルッペン、オスマン、ロボロ
Bグループ→トントン、鬱先生、ゾム
Cグループ→コネシマ、ひとらんらん、シャオロン、A
という配分です!
あと今更ですが「w」が時々入ります
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レナ - 頑張ってください!番外編絶対見ます!トンシャオロボロ楽しみですううう!! (2017年10月9日 8時) (レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - レナさん» ああありがとうございます!!読み返して頂けているとは……(号泣) 文才も語彙力もまだまだ成長していきたいです!どうか番外編も見てやって下さい…*_ _) 長文大歓迎ですよー!^^* (2017年10月7日 8時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 1話から読み返しに戻って来た者です。やっぱり読んでいると、貴方様の文才、語彙力がすごいことすごいこと…!遅れましたが、本編完結おめでとうございます!これからも頑張ってください!長文失礼いたしました! (2017年10月6日 8時) (レス) id: d79a58f128 (このIDを非表示/違反報告)
サラ男。(プロフ) - 岡崎 響さん» そうやって言ってくれるの嬉しい(;_;)まだ小説にしてないから全然大丈夫だよ!!がんばろー! (2017年2月27日 12時) (レス) id: 610db604ae (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 響(プロフ) - サラ男。さん» ↓タグつけるの忘れてた!返信遅れてごめんね!! (2017年2月27日 6時) (レス) id: cbd4920d57 (このIDを非表示/違反報告)
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