れんしゅう ページ3
西田side
さて、なんやかんやあったが現地について練習をし始めた俺達。
Aは見学している。
あ、監督。
Aと何話してんだろ。
えっ、めっちゃ楽しそう。
なにあれ混ざりたい。((
そんな考えに浸りながら、スパイクを打つ。
そこで、俺がスパイクを打った後
「危ない、！！！！」
そんな声が聞こえた。
『え、？』
バンッ！
一瞬で頭が真っ白になった。
「A！！！！」
そう、1番に叫んで駆け寄ったのは祐希さんで、
俺が動き出したのはAが運ばれて行ったあとだった。
石川side
「A！！！」
誰かのレシーブミスだったんだろうか。
それともスパイクミスだったんだろうか。
Aのほっぺたにボールが当たった。
すぐさま俺は駆け寄った。
幸い意識はトんでなかった。
でも、当たった場所が真っ赤に腫れていて
なんとも言い難い恐怖を覚えた。
『いたい.....、』
「大丈夫か？自分の名前分かるか？」
そう俺が詰め寄って聞くと
『五月雨A。9歳。しょうがくさんねんせい。すきなものは、おにーさんの作ったハンバーグ。』
「それだけ分かれば上等。」
念の為に保健室に行く、と監督が言い、Aは山本さんと一緒に行った。
「ゆうきさん、おれ、、どうしよう、なんもできんかった、。」
そう青ざめながらフラフラと歩いてくる西田。
様子からして大方コイツが当てたのだろう。
「大丈夫。意識はあったし、いつもみたいに余計な一言言えてたから。」
「でも、おれ、」
「うるさい。大丈夫って言ってんだから大丈夫。」
そう、ほっぺをつねってやる。
「いひゃい、いひゃいっす、ゆーひはん、」
「大丈夫。俺もさっき監督に聞いたけどそんな大事には至ってないって。」
監督に話を聞いてきたマサさんが帰ってきて言う。
「まひゃひゃん.....」
「監督がそう言ってんだし、大丈夫！」
「そうそう。西田も当てようと思って当てた訳じゃ無いんだし、」
そうやって立て続けに言う健太郎さんと山内さん。
「.....あとで、謝っときます、。」
「ん。それでいーの。」
ありがとうございます、とふにゃりと笑いながら言う西田。
この兄妹笑い方似てきたな。
まあ、2人揃って可愛いんだけれども。
可愛かったからわしゃわしゃしてやった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
せな - おもちさんのゆうじおにーさんとの物語と同じような小説をプリ小説のほうで作りたいのですがよろしいでしょうかもちろんでてくる人物も違いますし最初の一緒に住むところらへんを参考として小説を書きたいです無理なお願いかもしれませんがよろしくお願いします (3月10日 16時) (
レス) @page30 id: 384143e175 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - (お知らせの話)そうなんですか…ちょっと寂しいですけど確かに大変やと思うんで！他のも大変やのにいつもありがとうございました！ (2021年11月4日 0時) (レス) @page30 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - RIOさん» ありがとうございます！そう！担ぐんですよ笑、二人も笑。面白く思っていただけて嬉しいです！ (2021年10月29日 6時) (レス) id: 8a69192777 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - あ、テストお疲れ様でした！ (2021年10月28日 0時) (レス) id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 担ぐ(笑)二人も(笑)想像したら笑っちゃってめっちゃツボりながら読んでました笑 (2021年10月28日 0時) (レス) @page29 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おもち | 作成日時：2021年8月27日 12時
