百十六話 ページ35
あれ⁉︎もしかして黒田くん…私にしか作戦内容伝えてないの⁉︎直前で送られてきたメッセージを思い出すがもしかして「他の2人にも伝えておけよ」って感じだった⁉︎
タラリと流れる冷や汗と引き攣る口角。
こ、これは絶対説教コースだ…
1人焦る私とは別に、伊達くんは作戦の再開は出来ないとみやびちゃんに視線をやった
「…私がどうにかします。皆さんが安心して遂行できる作戦を、私が考えます」
『じゃ、じゃあ私も一緒に考えるよ。少しでも前進しなきゃ徳川くん倒せないし』
「Aさん…」
ビシビシと突き刺さる黒田くんからの視線を紛らわす為にみやびちゃんの言葉にぎこちなく同意する。
沢山の視線に胃が痛くなってきた…
早く時よ去ってくれ…と心の中で祈っていると静かに座っていた武田くんが教室を出ようと立ち上がった
「どこへ行くんだ。」
「どこへ行こうと自由だろ。…別にこの教室に大将がいるわけでもない」
意味深に呟いて武田くんは去って行った。
「もう、あれは!PBB作戦を再開させるための芝居に決まってるだろ⁉︎Aも!事前に伝えたはずなのになんで2人に伝えてないんだよ!」
「申し訳ありません!」
『ごめん…2人にも個別で送ってるかと思って…』
場所は代わり美術室、絶賛ぷりぷり怒ってる黒田くんの説教タイムだ。手を忙しなく動かす彼にいつもなら可愛いと笑うところだが自分の非を認めて反省する
「じゃなかったらさ、俺があんなバカどもに平伏するわけないじゃん‼︎」
「でも!」
「でも何⁉︎でも何⁉︎え⁉︎」
「…あのまま止めなかったら黒田くんだけが罪を被ることになるではありませんか。そ、それに!Aさんとも距離を置くことになるんですよ!」
子供のような2人の言い合いに笑うのを我慢して耳だけ傾ける
「っもう甘い!味方でさえ切り捨てる覚悟をしろ!しかもお前ら全員揃ってA、Aって…!別に連絡先も家も知ってるんだから学校で距離を置くぐらいどうってことないに決まってるだろ⁉︎」
『え、私絶対に無理』
「…お、お前は少し黙っておけ!」
学校生活で見れる愉快な黒田くんに絡まないなんて…絶対に無理だ。家に来た時や送られてくるメッセージでは見れない慌てている黒田くんでしか取れない栄養があるんだ。
そう思って瞬時に否定すると黒田くんは少し顔を赤くして怒った
「あと、お前もだ信長!Aから連絡が来てなかったとしても何故あの時、日下部を止めなかった⁉︎」
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オタくん♀(プロフ) - 完結､､､だと､､､そんなーーー‼︎(T ^ T) (2023年1月2日 23時) (
レス) id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - …ん？お、終わり…だと？嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ (2023年1月2日 22時) (レス) @page44 id: 940717e19b (このIDを非表示/違反報告)
オタくん♀(プロフ) - 何度も見ています！何度見ても面白いし胸がキュンキュンしちゃうぐらい大好きです!更新頑張って下さい！ずっと待ってます！😄 (2022年11月21日 22時) (レス) id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
真子ちゃん(プロフ) - 待ってます (2022年11月14日 15時) (レス) id: 955c1a3158 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 何度見ても面白いです😍更新頑張ってください！！待ってます！！ (2022年11月9日 23時) (レス) @page44 id: c191c4b3ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：間取り | 作成日時：2022年9月10日 14時
