#37 ページ39
理鶯 side
左馬刻「どういうことだ、先生」
“喋る”を知らない…そんなことがあるのか……?
寂雷「おそらく、セイくんは口を“食べるために使うもの”としか認識していません。」
理鶯「なるほど…小官と初めて会った時に喋れないのか質問したことがあるのだが、その時首を傾げたのは“喋る”ということを知らなかったからなのか」
寂雷「あくまで私の推測ですが、今の話を聞く限りおそらくそうでしょう」
左馬刻「…セイは喋れるようになんのか?」
寂雷「ええ、言葉は理解出来ているので練習すれば喋れるようにはなります。しかし、それが彼の中で恐怖やトラウマになっていたら話は別ですが……」
神宮寺寂雷の言う通り喋ると言うことがセイのトラウマになっている可能性はかなり高い
無理やり喋らせるのは論外。やはり徐々に練習していくしかないな
だが、セイが喋ることを知らなかったということが分かったのは大きな進展だと思う
ーーーーーーーーーー
神宮寺寂雷にお礼を言い、シンジュクディビジョンを出たのは空が茜色に染まりきった頃だった
疲れてしまったのか、セイは車内でぐっすり眠っていた
左馬刻「これは早いとこセイの両親を見つけた方が良さそうだな」
理鶯「あぁ、小官も同じ意見だ」
その日は左馬刻の事務所に泊めてもらった
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小麦粉(プロフ) - 受験合格おめでとうございます!!! (2021年4月3日 17時) (レス) id: 37364bd2c1 (このIDを非表示/違反報告)
めひ - 受験生だったのですね!私ももうすぐ受験なので大変なのは凄く分かります…ゆっくりでも全然待ってますので頑張ってください!! (2021年1月24日 2時) (レス) id: 0f3cd23380 (このIDを非表示/違反報告)
グラン(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございますっ!そう言っていただけるととっても嬉しいです! (2020年10月10日 21時) (レス) id: fd010d5c17 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - はーーーー!尊い…めっちゃ好きですこの小説!!神小説をありがとうございます…!これからも楽しみにしています!! (2020年10月10日 20時) (レス) id: 1e6d6074b4 (このIDを非表示/違反報告)
グラン(プロフ) - ホワイトさん» わわ!本当ですねっ コメントありがとうございます! (2020年10月2日 17時) (レス) id: fd010d5c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グラン | 作成日時:2019年7月19日 14時