検索窓
今日:11 hit、昨日:9 hit、合計:139,180 hit

40 Daiki ページ40

Daiki




有岡「そっか、そうだよな」




A「LINEで聞いてもいいし。

  あっ!ねえ、聞いてよ!」





有岡「なんだよ、大きな声出して」





A「雪の日、傘ささないって知ってた?」





有岡「え、知らねー。

  この前さしたじゃん、コンビニ行くのに」





A「同期の子に言われちゃったの。

  あとね、うちの前のコンビニ、あれ有名なんだよ」





有岡「え、なんだっけ、セイコなんとかって」





A「セイコーマート?

  なんだかって、略して言われちゃうから、よく分からないけど」





有岡「マジか。

  そういう事、おじさんに何で聞かねえんだよ」





A「おじさんだから、そういうの興味ないとか、恥かしくないんじゃない?

  私ね、保育園で『グッチー』が分からなくて、パー出しちゃったのね」





有岡「え、え、何?

  何の話?」





A「あのグーッパの事。

  チーム分けとかするじゃん。

  こっちはグーとチョキなの」





有岡「やべえ、Aだけパー出しちゃったの?

  マジうける」





A「それも、出すタイミング分からないし。

  慌てちゃったんだもん」






有岡「北海道の遊び、ちゃんと覚えないとまずいな。

  桃太郎のエンディングが違うとかねえよな」





A「あ、バカにしてる!」





有岡「してねえよ。

  保育園、首にならないか心配してんの」





A「そういえば、有岡の就職先、こっちでは有名みたいよ。

  お父さんが言ってた」





有岡「マジで?

  すげー変な時期に就活してるやつを採用するとこなんて、危ないのかと思ってた」





A「私もそれは思った。

  もしかして、ブラックとかって」





有岡「給料は安いけどな」





A「それは、私も一緒。

  家賃が安いから、その分って感じだよね」





有岡「そうだ、仕事って言えばさ、おじさんに言われたんだけど、靴屋に行きたい。

  雪の日用のショートブーツっていうの持ってた方がいいって」





A「え、持ってないの?

  よく、就活出来たね」





有岡「まあまあまあ。

  何も知らないってすごいよな」





その他にも、北海道の知らない事を話して盛り上がって。


だけど、それが一層二人っきりになってしまった事を助長してる気がしてた。







41 Daiki→←39 Daiki



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (219 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1194人がお気に入り
設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP , Daiki
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまぱん | 作成日時:2019年5月27日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。