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第五十六章 ページ42

「山南さん!起きてていいのか?」


けいちゃんの部屋の障子が開き、入って来たのは近藤さん、土方さんだった
私は端っこに移動して黙ってみんなのやり取りを聞く


「少し気だるいようですが、これも薬の副作用でしょう。あの薬を飲むと、日中の活動が困難になりますから」


「それって、つまり...」


少し遅れて入って来た総司も口を開いた


「私はもう人間ではありません」


「だが、君が生きていてくれて良かった!それだけで十分だとも!」


近藤さんは嬉しそうに言っているが、その姿を見て何故か複雑な気持ちになる


「それで腕は、治ったんですか?」


「治っているようですね。少なくとも不便はない」


総司の質問に手を動かしながら話すけいちゃんは、きっと笑っているのだろう


「でも昼間は動けないんでしょ?そんな状態で、隊務に参加できるんですか?」


「私は死んだことにすればいい。これから私は薬の成功例として、新選組を束ねていこうと思っています。我々は薬の存在を伏せるよう、幕府から命じられている。私さえ死んだことにすれば、薬の存在は隠し通せます。薬から副作用が消えるのなら、それを使わない手はないでしょう」


「それしか、ないか...」


「ま、山南さんが自分で選んだ道ですし」


「ならば屯所移転の話、冗談では済まされなくなったな。山南さんを伊東はの目から隠すには、今のままでは狭すぎる」


けいちゃんの言葉にみんなが同意する
これで西本願寺への移転が決まった


「桐生。お前はこの先どうなるのかも知ってる唯一の人間だ。できる範囲でいい、山南さんを手助けしてやってくれ」


「....できる範囲があれば、ね」


土方さんの申し出に驚いて目を見開く
出来ることなんてあるのかどうかわからない
むしろ無いかもしれないと思い小さく苦笑した





第五十六章
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

(総司本人に労咳だと伝わるまでもう少し...)

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作品ジャンル:アニメ
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ぷー(プロフ) - 神崎舞様。気付かず申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。早急に直させていただきます。また何か気付いた点などがございましたら、仰って頂けると嬉しいです。コメントありがとうございました。 (2017年8月18日 11時) (レス) id: 557e5927c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されないで夕奈のままになってる話が何話かあるのですが? (2017年8月18日 9時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷー | 作成日時:2017年8月17日 11時

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