84話 ページ2
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「よっ、帰蝶ちゃん。随分荒れてんだって？」
『ぐぇ、クザンさん...』
訓練場でストレス発散も兼ねて大暴れした後地面に転がっている私の元に、いつものようにアイマスクを頭に付けたクザンさんが視界に入り込んでくる。
クザンさんは私の顔をじっと見つめ込んだ後、何を思ったのかストンと隣に腰をかける。
『何か御用で...？』
「んにゃ、帰蝶ちゃんがどうにも浮かない顔してるからよ。どうしたもんかと思って。」
『はぁんイケメンかよクソが...私もイケメンになりたい...胸大きいかわいい女の子達にチヤホヤされたい...』
「自分の欲望に忠実だねぇ...」
呆れたような顔をしたクザンさん。
お黙りなさい誰だって1度はそういう願望抱くものでしょうよ。
そんなことを考えていると、ポンっと額に乗るひんやりとした手のひら。
『クザンさん...？』
「今日はもう休みなさいな。お疲れって顔してるよ。」
『......海軍なんていつもお疲れですよ』
「ははっ、違いねぇな」
カラカラと笑いながら頭を撫でてくれるクザンさん。なに？？？お兄ちゃん力強くない？？
「ま、何に悩んでんのかは知らねぇけどよ。ほんとに辛くなったらなんでもオジサンに相談してみなさいな。」
『...クザンさん、まだ若いじゃないですか。』
「ははっ！そんなこと言ってくれるのは帰蝶ちゃんだけだねぇ。」
みょいーっとクザンさんに腕を引っ張られて立たされる。
「ほら、シャキッとしなさいよ海軍本部中将。」
『クザンさん......それ、アンタだけには言われたくないですよ』
私がそう言うと、目の前の彼はガクーっと転げてしまった。
「いや折角かっこよくキメたんだからノってくれたっていいじゃない！」
『すみません私自分に正直な女なんで』
(先輩)
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神楽 - 2がパスワードが必要みたいなのでよければ教えてくれませんか？ (6月29日 16時) (
レス) id: 3767ef094f (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - 失礼します。こちらの作品の1を見てとても笑わせて貰いました！3を見る前に2が見たいのですが、パスワードはあるんでしょうか？ (2022年7月4日 23時) (レス) id: ec5b8a1d5e (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 話の内容が面白すぎます✧(✪д✪)✧更新待ってます！頑張ってください(๑ •̀ω•́)۶ (2022年5月4日 22時) (レス) @page15 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - おいしいくじら様の作品は全て神？ そんなの当たり前！！！！ (2022年3月8日 15時) (レス) id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
ワイ - ジャーマンプレックスのとこで吹いたw (2022年2月15日 20時) (レス) @page13 id: 1ff5fd8ffb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2020年11月22日 20時
