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冴side
アイツと凛が付き合い始めて1週間……
最近凛の調子がいい。
見学には渚が来ている。最近ずっとそうだ
女子が多いが一発で見つけられる。
今日は練習試合だ
1点……また1点とゴールを決めていく
練習試合と言えど負ける気はない。
結果は圧勝。まぁ、当たり前と言えば当たり前だ
『よォ。おつかれさん』
潔「黒川?」
凛「渚(ギューッ」
『おっと……よしよし。』
閃堂「なにしに来た」
と閃堂が突っかかるように話し掛ける
『うっせぇなぁ……別にいいだろ。ほらこれ全員で食え。ハチミツのレモン漬けだ』
冴「変なもん入ってねぇだろうな?」
『俺をなんだと思ってんだ』
なんて片手で凛の頭を撫でつつレモンの入ったタッパーを渡される
雪宮「美味しい……黒川くんが作ったの?」
『当たり前だろ』
凪「自炊〜?すご〜」
『そうか?ってか凛座らねぇのか?疲れただろ。ちゃんと休め』
凛「……離れたくねぇ……」
『甘えん坊だな?』
なんていいながら優しく凛の頭を撫でギュッと抱き締め返す
凛「ご褒美ほしい……」
『頑張ったもんな』
凛「その……渚の1日がほしい……///」
『ハハッそうかそうか。いいぞ。いつ空いてる?』
なんて堂々とデートの約束をする2人……
士道「凛ちゃんお兄ちゃん大好きっ子じゃなかったっけ?」
凛「うるせぇ。触覚野郎」
乙夜「黒川って隠れファン多いんだよな〜」
その言葉にピクッと凛が反応する
凛「ファンってなんだ?渚と付き合おうと考える奴がいるってことか?ソイツらは渚のなにを知ってファンやってんだ?」
といつもより饒舌に喋る凛
そういやこの間クラスで渚がかっこいいって話題になってたな……危ない男って感じがいいって……
乙夜「あくまで"隠れ"だから」
『ファンなんていたのか?物好きだな』
と渚は鼻で笑う
『正直俺は俺を理解してくれる奴しか興味ねぇんだけど』
閃堂「チッ(この学校にお前にどれだけのファンがいると思ってんだ!)」
蜂楽「というかさ!2人はどこまでしたの?」
凛「?!////」
『あ?』
潔「ちょっ蜂楽!」
蜂楽「だって気になるじゃーん!」
『黙秘しまーす』
蜂楽「えー……」
『人の恋愛事情に首突っ込んでくんじゃねぇよ』
なんて子供みたいにベーっと舌を出す渚
士道「あ!舌ピアスはっけーん!八重歯も尖ってて犬みてぇ!w」
『あ"?』
どっちかって言うと狂犬だろなんて思う

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作者名:ひな | 作成日時:2025年1月12日 19時