15話 ページ15
廉サイド
廉 「ん……」
目が覚めると俺は知らないベッドにいた。
廉 「ここはどこや?えっと、確か……俺倒れて、」
と、思い出すことを口に出していたら、俺が寝てたベッドの左に
花咲が寝ていた。
廉 「なんでここに?俺、もしかして手出したん!?」
とあわてているとそれで起きた花咲。
「あれ?私、なんでベッドの中に……あっ!永瀬、起きた!」
と俺に気づくと即座に寝っ転がるのをやめる。
「体調どう?悪い!?」
と聞いてくるから
廉 「それよりここどこやねん」
と言った。
「医務室……って、ここ私の部屋じゃん!!」
と言う花咲。
廉 「おまえやっぱり俺にしたんやな」、
「してないし!!なんで私の部屋に……」
するとその部屋に入ってきた男。
その男は
廉 「ジャニーさん。」
ジャニーさんだった。
ジャニー 「二人共起きたんだな。いやー、なかなか二人共おきないから
ミーの家に連れてきたよーハッハッハ」
と、笑うジャニーさん。
廉 「ジャニーさんの家?花咲の家じゃないんやな」
「ジャニーさん、空気読まないと」
と言って、ため息をついた花咲。
「私、ジャニーさんの家に泊まらせてもらってるの」
廉 「はっ?なんやねんその嘘。」
ジャニー 「これは本当だ。youの実家はなすごくここから遠くてな」
廉 「実家どこ?」
「福岡」
遠っ
ジャニーさんが言ってるってことはほんとうやな。
すると、ふと思い出した事があり
廉 「あの花咲とふたりで話したいんすけど」
と言うと、
ジャニー 「わかった。」
と返事して部屋を出ていった。
「話って何?」
廉 「あのさ、俺が倒れる前の事やけど俺と花咲を交代しろって言ってた時、
なんでおれかばったん?」
と聞くと花咲は笑いながら
「だって、あのダンスは私と永瀬が交代したらバランス悪くなるんだよ!」
廉 「それどういう事?」
と、言うと
「ちょっと待ってて」
と言ってベッドから立ち上がり机の上に置いてあるノートをもって
ベッドに戻ってきた。
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作者名:ゆうり | 作成日時:2018年1月4日 14時