。繰り返して42回目 。 ページ44
'
「……何…が……」
大鎌を持った呪霊が突如消えた。
いや、正確には黒いモヤのかかった扉が現れ、
そこに呪霊は放り込まれ、鍵がかかれた。
誰が……もしかして高専の人がきたの、?
いや…高専の人でこんな術式見たことない……
相手はきっと1級呪霊だった。それをあの一瞬で……
そんなこと出来るの五条さんぐらいしか___
当たりを見渡す私に対して
「やっと目覚めたか」
そう、夏油傑は言いながら伏黒くんの首を離した。
「ごほっ、はァっ、……っ」
「伏黒……っ」
悠仁くんでも伏黒くんの仕業でもない…
そもそも2人は動くことすら出来ない状態だ。
2人はそのまま気を失った。
「……」
……何が…
「君がやったんだよ」
「……ぇ、?」
「君だよ。君がやったんだよ。」
何を言って……私は術式なんか使えな____
「冥府の
冥府の番人とも言われる君たち一族。その術式は恐れられ
術式名すら明かされていない。」
「……」
「呪術界では都市伝説みたいなものだったよ。
私もこの目で見るまで実在すると思わなかった。
あらゆる 術式、人間、記憶、モノをその
_____君さえいれば五条悟を封印するのに楽なんだ」
……分からない、この人が何を言ってるのか
「でも不思議だね…
どうして急に術式を使えるようになったんだい?」
私に近づき首を傾げた。
「……どうしてそんなこと知ってるの…」
まだ…信じられないけど…私がその術式を使えるなんてどこで…
「そこの女がおしえてくれたんだよ?」
夏油傑の指さす方向を見れば、崩れた社の影から出てきたのは…
「私は、お父さんの書斎にあった物を見ただけよ!!
それより早くあの女を連れてきなさいよ!!
邪魔なのよA!!!!!」
「望未…さん……」
そうだ…この任務の引率は彼女だ。
今まで…その社の影に隠れてたの…?
「何でこんなこと…」
五条さんの婚約者にもなれて私を排除できた。
これ以上貴方が望むものなんて___
「…婚約が取り消されればそれでいいと思った…けど……
五条先輩の中にはあなたしか居ない!目障りなの!!!!」
「…」
何言ってるの?五条さんは私のことが嫌いで、
だから望未さんとの婚約も受け入れて抱き合ってたんじゃ……
「婚約さえ出来ればいいとおもった…でもそれじゃだめだった」
798人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アキ(プロフ) - 黒姫ユキナさんの作品どれも泣いてしまう作品ばかりでほんとに読んでて切ない、😭💕 (2022年10月28日 20時) (レス) @page21 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ドキドキとハラハラが止まりません…‼︎更新いつも楽しみにしています! (2022年10月27日 20時) (レス) @page44 id: ab187a6c5b (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 応援してます! (2022年10月27日 19時) (レス) id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 夢主ちゃんが幸せになりますように! とても素敵作品で続きがとても気になってハラハラドキドキしてます! 更新頑張ってください!! (2022年10月27日 19時) (レス) @page44 id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
︎︎ラムネ - 毎日読ませて頂いてます 🙏🏻 とても素敵な作品ありがとうございます 。 (2022年10月27日 6時) (レス) @page37 id: a6303a4f88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年10月21日 20時