。繰り返して23回目 。 ページ25
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「悠仁くん、野薔薇ちゃん、伏黒くん、気をつけてね?」
「大丈夫大丈夫!コイツらいるし!」
そう野薔薇ちゃんが指さす先には
「テンション高いな。」
「何で今日そんなにテンション高いんだよ釘崎〜」
野薔薇ちゃんのテンションとは逆の2人。
しかし
「帰ったら渋谷のケーキビュッフェに行きたいのよ!」
「ケーキビュッフェ!?俺も行きたい!」
若いな……っていっても、私もまだ20歳だけど
「なら任務を早急に終わらせるのよ虎杖!
Aさんも行きましょ!!!伏黒!アンタもよ!」
「いや俺は_____」
「私が車出してあげるから、みんなで行こうよ伏黒くん」
「……」
どうせならみんなで行こうと思い誘ったがどうだろう
「……仕方なくですよ。」
流石に野薔薇ちゃんと虎杖くんの圧に負けたようだった。
「じゃあ、任務が終わり次第また声かけてね」
「はーーい!!!いってきます!!!」
そして3人は伊地知さんの車に乗り任務へと向かっていった。
「ケーキビュッフェ…か」
にしてもあの野薔薇ちゃんと虎杖くんの嬉しそうな顔。
伏黒くんもやれやれって感じだったけど最後は微笑が見えた
「……」
五条さん…確か甘いものが好きだったはず…
任務も仕事もなければ、誘ったら来てくれるかな、?
そんなことを思いながら
高専へ書類仕事をしに行こうとした時だった
、
「幸せそうね。A……」
目の前には笑顔な望未さん。
笑顔だが、怖いというのが本心だった。
「……何か用ですか」
五条さんと同棲してから、望未さんと関わる機会がなかった。
話す機会も、会う機会もない。
あっちから何かをしてくる様子もなかった。
私からしたらそれはありがたいことだったけど……
心のどこかで、その平穏が怖いとも思っていた。
望未さんのことだ。きっと何かあるはず……
そう、頭を悩ませている私に
「なにか勘違いしてるんじゃないの?」
と、私との距離を縮めた。
以前の私なら、きっと後ろに下がっていただろう
でも今は不思議と怖くない。
「何をですか」
「五条先輩があなたみたいな術式も使えない落ちこぼれに情があるわけないじゃない。」
「……」
大体言われることは予想していた。
でも……
「A。貴方から五条先輩に婚約解消を言いなさい」
これは予想外だった。
「……嫌です。」
「逆らったらどうなると思う?」
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アキ(プロフ) - 黒姫ユキナさんの作品どれも泣いてしまう作品ばかりでほんとに読んでて切ない、😭💕 (2022年10月28日 20時) (レス) @page21 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ドキドキとハラハラが止まりません…‼︎更新いつも楽しみにしています! (2022年10月27日 20時) (レス) @page44 id: ab187a6c5b (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 応援してます! (2022年10月27日 19時) (レス) id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 夢主ちゃんが幸せになりますように! とても素敵作品で続きがとても気になってハラハラドキドキしてます! 更新頑張ってください!! (2022年10月27日 19時) (レス) @page44 id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
︎︎ラムネ - 毎日読ませて頂いてます 🙏🏻 とても素敵な作品ありがとうございます 。 (2022年10月27日 6時) (レス) @page37 id: a6303a4f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年10月21日 20時