。我慢96 。 ページ9
【時透side】
《 「ねえ、本当にそんなことしたの？」》
《『時透くん.....』》
《....なんでそんな...心配する表情で見るの》
《でもね、私が何言ったってもうダメなの》
《時透くんは何か勘づいてるけど、》
《分からないよ、きっと。》
《結香さんの本性なんて
私しか分からないんだから》
《表は優秀で優しくて、
愛されてて尊敬されてる彼女》
《裏は 人を盾にしてまで生きながらえて》
《人を落し入れるんだよ》
「.......」
.......彼女だけが知っていた結香さんの本当の姿。
どうして分かってあげれなかったの僕...
後一歩だったのに、どうして...
《どんどん絡みとられ、信じて貰えない》
《もう言う気力もない。》
彼女を失望させ、希望すら抱かせなかったのは
＿＿＿＿＿＿僕達だ。
《「しかし証拠が証拠です。
実際冨岡さんが結香さんを刺している
Aさんを目撃していますし....」》
《そうだね、弁解しても信じてくれないよね》
《しのぶちゃん....ううん、胡蝶さん.....》
「っ、....」
胡蝶さんが唇を噛み締めた
《「私は結香ちゃんを信じるわっ
怪我もしているし...｣》
《疑うことない綺麗な心だね、》
《蜜璃ちゃん....ううん、甘露寺さん》
「わたし、なんてことを....っ、」
目に涙を溜める甘露寺さん。
＿＿＿＿そして
《「好き勝手ド派手に言いやがって...
......流石に神経疑うぞ」》
《「お館様が謹慎って言ったんだから
謹慎だろうがよォ
そこまでして辞めさせたいか？テメェら」》
《「どうして結香さんの言うことを
信じてあげれないんですか？
宇髄さん。不死川さん」》
《「胡蝶めの言う通りだ。
実際結香の言ってる事の方が辻褄があう」》
《『....』》
《＿＿＿やめて》
《「人を盾にするだなんて、そんなこと
鬼殺隊で''柱''の結香ちゃんがしないわ！！」》
《「うむ！！甘露寺の言う通り、
俺も仲間としてそこは信じたい！！」》
《「Aが辞めれば収まることだろうに
ここまで争うとは....」》
《＿＿＿＿ねえ、みんな》
《「いつからそんな
イカれやがった腐れ野郎共よォ｣》
《「不死川、隊内で暴力を起こすなよ」》
《「黙ってろ冨岡ァ！！！」》
《「元をいうと冨岡さんのせいで》
《Aがおかしいんだよ」》
'
《.....ねえ、やめて、》
悲痛なAの叫びがそこにはあった
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○○(プロフ) - 感動しました！今まででとても大好きになれた作品です。ありがとうございます笑 ！ (1月9日 19時) (
レス) @page50 id: 440a20ffd9 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 今まで読んできた占ツクの小説の中で一番感動しました 最高としか言いようがないです 素敵な小説ありがとうございました!!!!!!!!!! (8月14日 23時) (レス) @page47 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
とく(プロフ) - いい話すぎて泣きました😭今更ですが、完結おめでとうございます！！ (7月17日 23時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - こういうお話大好きで、ボロ泣きしながら一気見させてもらいました！目が腫れております（笑）素敵な作品をありがとうございました。 (7月15日 10時) (レス) @page50 id: 47368c5abf (このIDを非表示/違反報告)
猫鈴 - 最初から最後まで読んで泣きまくりました。感動的で素敵な小説をありがとうございます (2022年11月17日 17時) (レス) @page50 id: 49c7725a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2019年10月19日 10時
