【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢5 。 ページ6

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『義勇さんっ』



今日は1ヶ月ぶりかな、一緒に任務に行くの


朝から胸がドキドキして仕方ない。





しかし




「A。昨日無断で帰ったな？」



『いや、その、』



一方で義勇さんはすこし怒っていた


それもそうだろう 置き手紙だけで来てしまったんだ





『すいません....胡蝶さんのところに用事があって』






.......いつから都合のいい嘘をつくようになった




『今日は一緒に夜ご飯食べましょう？』



「あぁ」





そういい、私の頭を撫でる義勇さん。



彼の短い返事を聞いて、共に任務へ







そう思った時だ









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.








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「あれえ？2人で任務？」




『結香.......さん』




目の前にはいつもと変わらず可愛らしい結香さん



なんで会ってしまったんだろう


1番会いたくなかったのに






『任務です、冨岡さんと....』




なんて言えば





.







「その任務って鬼一体の殲滅よね？
それだったら1人でもいけるだろうから、

私の任務の方に義勇来て欲しいんだけどなあ」





『.......』





どうして義勇さんなんだろう



どうして私からそんなに奪おうとするんだろう



ねえ、どうして、






「どう？義勇？」



結香さんと義勇さんの距離が一気に近くなる



胸が痛い 苦しい




ねえ、どうして.......？






......義勇さんは否定しないで黙ってるの？






「なんか言ったらどう？義勇〜」




結香さんの手が、義勇さんに触れる






『っ.....』






.......ねえ、否定して、どうして？




ねえ、なんとか言って？



ねえ、どうしたらいいの？








おかしいな、




結香さんが邪魔だったのに


気づいたら自分の方が邪魔になってるんだもん







『.......』






「だが俺はAと＿＿＿＿」







『大丈夫ですよ、義勇さん。

結香さんの方へ行ってあげてください』





....遅いよ、義勇さん


何をそんなに躊躇ったの？

何をそんなに躊躇う必要があったの？








『鬼の殲滅ぐらい大丈夫です
私......柱ですよ！楽勝です。』





「A、だが＿＿＿」





「じゃあ決まり！ごめんね、Aちゃん！」








何か言いたそうだった義勇さんだったが、


結香さんに連行されて行ってしまった。






2人の後ろ姿を自分と義勇さんに重ねてしまう








.......大丈夫。大丈夫。




そうだよ、結香さんに何かあったら




みんな悲しむもん。









我慢、我慢

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