。我慢36 。 ページ37
'
「ま、待ってよ義勇〜!」
と、追いかけようとした結香さん
『.......』
そんな手を掴み阻止した。
そして、胸ぐらを掴んだ
「さっきあの場で話されたばっかではないですか
どうしてそんなことをするんですか?」
「お前の信用がどんどん無くなっていくだけだぞ」
周りの反発する声が聞こえる
それでもお構い無し。
私の怒りがこうでもしないと''今''だけ鎮まらないの
私の中では色んなどす黒い感情がうずいめいてるの
.
『.....ごめんなさい''胡蝶''さん、伊黒さん』
「!!!!」
「ど、どうして?しのぶちゃんのこと
苗字なの?Aちゃん、」
『''甘露寺''さん、
私はもう隊士でも柱でもないです』
どうして甘露寺さんはそんなに
悲しい顔をするの?
胡蝶さんも。
最近、会っても話してもなかったじゃない
最近やっと話せたが今日。内容がこれ。
_____
「Aさんと義勇さんは結婚をしないのですか?」
「やだ しのぶちゃん!
結婚なんかしちゃったら私たち
構ってもらえなくなっちゃう!!」
『義勇さんから求婚するようなこと
言われない限りは分かんないかな?
何言ってるの!しのぶちゃんと蜜璃ちゃんとは
ずっと一緒よ?』
__________
甘味処で3人で話すのが大好きだったな.....
......ああ、
今まで しのぶちゃん、蜜璃ちゃんだったもんね
......でももうそう呼ぶのも辛いから
......ごめんね
『.......最後ですので許してください』
「っ、」
強めに胸ぐらを掴んでるため顔を歪めた結香さん
そんな結香さんに.......
.
.
『....覚えておいてくださいね
_____私はあなたを許しません』
「っ!!!」
胸ぐらを掴んでいた手を離し、
部屋から出た。
.....が、後ろから聞こえる足音。
.
.
『.......怒ってますか?不死川さん、宇髄さん』
後ろを振り返れば不死川さんと宇髄さんがいた
「派手に反対に決まってるだろ
お前はなんで全部1人で背負おうとするんだよ」
「俺が納得するとでも思ったのかテメェ...」
『.......ごめんね』
そんな2人の手をとり、そう言った。
2人は最後まで私の味方でいてくれた
最後まで私のために怒ってくれた
嬉しいよ、私。
『ありがとう.....っ』
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雪の花 - あまり、映画や小説で泣かないのに、めちゃくちゃ涙が出てきました。 (2022年1月9日 20時) (レス) id: b66614c381 (このIDを非表示/違反報告)
みみみみみ - すごく悲しくなりました!絶対小説家の才能ありますって! (2021年4月13日 0時) (レス) id: 46b37efe83 (このIDを非表示/違反報告)
あ ず - 涙がケータイにかかってやばい事になりました!どの作品もいいものばかりです。頑張ってください! (2021年1月8日 0時) (レス) id: a154798d09 (このIDを非表示/違反報告)
紬。 - ヤバい…才能がありすぎて…デビューしたら凄い売れるんじゃないですか!とてもいい作品ですね!めっちゃ泣いちゃいました(((泣 (2020年12月16日 19時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ - 2001票目失礼します...!面白いです!涙が止まらないです...。応援してます! (2020年10月11日 1時) (レス) id: 95f722ce93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月20日 21時