【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢13 。 ページ14

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「A、
最近傷が絶えないようだけど大丈夫なのかい？」





柱合会議の真っ最中に

突然お館様にそんなことを言われた





『大丈夫、です、』



なんて説得力のない大丈夫なんだろう、


私の手足には包帯がしっかりと巻かれている。



時透くんの視線が怖かった。









すると






「うむ！！！Aも柱なのだから

体にはちゃんと気をつけるんだぞ！！」



と、私の頭を撫でる煉獄さん。




とは裏腹に、





「最近腕が落ちてるんじゃないのか？
手柄もない上に重大な任務でもないのに
怪我を毎回してくる様に
俺は違和感しかないのだが」



はっきりとそういう伊黒さん。





そう.....だよね、


重大な任務でもない。下限でもない鬼に


切り傷負わされてるんだもん、ダメだよね




.......迷いがあると刀には影響する




私がこんなに結香さんのことで

頭を悩ましてるのがいけないんだ



......私のせいだ、ごめんなさい、





『すいません、鍛錬をおこたらず日々励みます』





「あぁ......まだAに柱は早かったのだろうか」


なんて、悲鳴嶼さんにまで言わせてしまった






ごめんなさい、頑張るから、



頑張るから、


柱をやめさせるのだけはやめてください




私の居場所なんです


やっと冨岡さんと横に並べる立場であり居場所なの




そんな冨岡さんとは１回も目が合っていない。


ううん、合わせてくれないんだ。



そして隣にはやっぱり結香ちゃんがいるの。



.......そこは私の居場所だったのに




胸が段々と締め付けられていく







「結香は最近とても頑張っているね」



「ありがたきお言葉です！お館様。」




....私の手柄なんだよ、本当は



私が全部、全部、全部、やってるんだよ





隊服を握ることしか出来ない。





こんなこと言ったら、みんなの好きな結香さんが

どうなるか分からないから






......我慢するの、我慢。





手柄をとられたって、お館様に褒められなくたって




この居場所があれば私はいいから＿＿＿＿






すると突然







.









「A。これから俺と任務回れィ」


と、私を見ていう不死川さん。



断るなよ という圧に負け.....



『は、はい.....』




そしてそれに続いて＿＿＿




「なら俺のにもついてこい」


と、宇髄さん。



これも圧に負けて.....



『分かりました.....』








.....きっと私が


怪我しないよう気を使ってくれたんだろうな

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